向いている仕事がわからない…悩む理由や自分に合う仕事・キャリアの見つけ方をご紹介
- 公開日
- 2025/11/28
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「自分に向いている仕事って何だろう」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。キャリアや就職活動について考えるなかで、「早く向いている仕事を見つけなければ」と焦っている人もいるかもしれません。
この記事ではまず「自分に向いている仕事」とはどういう仕事かを明確にし、向いている仕事がわからないと悩んでしまう主な理由を解説します。また、自分に合う仕事やキャリアを見つけるための具体的な方法もご紹介しています。 この記事を参考にして、自分に向いている仕事が何か探してみましょう。
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目次
1.そもそも「自分に向いている仕事」とは?
「自分に向いている仕事」とは、ただ単純に楽しいと感じるだけの仕事ではありません。自分の得意なこと(Can)を活かしながら、やりたいこと(Will)を実現し、大切にしたい価値観(Must)にも合致している仕事のことで、自然体の自分で成果を出せる仕事を指します。
例えば、人と話したり関わったりするのが得意な人がチームで成果を上げたり、コツコツと作業するのが得意な人が専門的な分野で力を発揮したりするように、自分の性格や強みを活かせる仕事が、自分にとって向いている仕事といえます。
2. 自分に向いている仕事がわからない…と悩む理由
自分に向いている仕事がわからないと悩む大学生は決して少なくありません。そのため、「自分だけ何もわかっていないのではないか」と不安になる必要はありません。
ではなぜ、向いている仕事がわからないと感じる人が多いのか、主な理由を見ていきましょう。
2.1.自己理解が不足している
やりたいことや自分の強みがわかっていないと、向いている仕事を見つけるのは難しいかもしれません。例えば、「安定しているから」という理由で仕事を選んだとしても、その仕事の進め方や求められるスキルが自分に合っているかどうかは、実際に働いてみないとわからないこともあります。
まずは、授業や部活、サークル、アルバイトなど過去の経験を振り返り、自分がどのような場面で力を発揮できたかを整理することが大切です。
自己理解を深める方法や、やりたいことを見つけるコツについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
また、My CareerStudyでは以下の講座でやりたいことを見つけるためのヒントを解説しています。
2.2. 他人から高く評価された経験が少ない
自分の取り組みが評価された経験が少ないと、自分の強みや得意分野を認識できず「どのような仕事が向いているのかわからない」という人もいるでしょう。
しかし、「評価される経験が少ないこと」と「能力が低いこと」はイコールではありません。例えば、人の相談に乗るのが好き、任された作業を最後までやり切れるなど、自分にとってはごく当たり前のことが、実は他の人にとっては貴重な長所である場合も多いです。
この場合、自分が自然と続けられることや、人から頼まれやすいことをリストアップしてみると、自分に向いている仕事の方向性が見えてくるでしょう。
2.3.世の中にどのような仕事があるかよく知らない
どのような仕事があるのかを知らないと、偏った知識で判断してしまう恐れがあります。例えば「営業はノルマがきつそう」「事務は単純作業ばかりで退屈そう」など、自分の印象を判断軸にしてしまうと、向き不向きを正しく見極められないかもしれません。
また同じ営業職でも、すでに取引のある顧客とさらに関係性を深めてビジネス機会を最大化する営業もあれば、まだ取引のない新規顧客を獲得する営業もあります。これを友人関係に置き換えれば、少数の友人と深い付き合いをするのが好きな人はすでに取引のある顧客への営業が向いているかもしれませんし、友人をどんどん増やして自分のネットワークを広げるのが好きな人は新規顧客の開拓が向いているといえるでしょう。
このように、同じ職種であっても働き方や求められるスキルが異なるケースがあります。自分が持っている印象だけで判断するのではなく、幅広い業界や職種を深く知ることで、自分の特性に合う仕事が見つかる可能性が高まります。
2.4.働くことへのイメージが湧かない
社会人経験が少ないと「働くイメージが湧かない」と感じるのは当然です。アルバイト経験があったとしても、学生のうちは基本的にはサポート的な立場で働くことがほとんどでしょう。
そのため、「社会人としての自分の姿が想像できない」という状態に陥ってしまう可能性があります。
2.5.キャリアの選択肢が多すぎて選択できない
IT技術の発達により、SNSを中心に膨大な情報が飛び交う時代です。
楽しそうな仕事や魅力的な企業の情報に触れる機会が増えた一方で、情報が多すぎるあまり「何をどのように選べばよいかわからない」と感じる人も少なくありません。
3. 自分に向いている仕事がわからない人によくある勘違い
ここでは、自分に向いている仕事がわからないと感じる人が陥りがちな勘違いをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
3.1. やりたいこと・好きなこと=向いている仕事だと考える
やりたいことや好きなこと=向いている仕事と考える人もいますが、必ずしもそうとは限りません。たとえ好きなことでも、プレッシャーや責任が加わると、ストレスを感じることがあります。人と話すのが好きだからという理由で営業職を選択しても、なかなか成果が得られないと、人と話すこと自体が苦痛になってしまう場合もあるでしょう。
一方、そこまで好きではないけれど成果が出る仕事にやりがいや充実感を見いだせるケースも多くあります。重要なのは、好きなことと得意なことのバランスを考えることです。
3.2. 人におすすめされた仕事が自分に合っていると思う
両親や友人など、近しい存在に勧められた仕事であっても、自分に向いている仕事であるとは限りません。他の人の意見は参考にはなりますが、最終的にその仕事をするのは自分であることを忘れないようにしましょう。
信頼できる人の意見であっても、本当に納得できるかどうかが大切です。他の人のアドバイスは、自分を知る手がかりや参考程度と考えるのがよいでしょう。
4.自分に向いている仕事やキャリアを見つけるには?
では、自分に向いている仕事やキャリアを見つけるにはどうすればよいのでしょうか。具体的な方法を考えていきましょう。
4.1. 自分のwill・must・canについて知る
自分に向いている仕事を見つけるには、まずしっかりと自己分析をおこなうことが大切です。以下の図をご覧ください。
まずは、Will(やりたいこと)・Can(できること)・Must(大切にしたい価値観)の3つを整理するのがおすすめです。この3つが重なる領域に、自分に向いている可能性が高い仕事があります。
4.1.1. 自分の「やりたいこと(Will)」を探る
過去の経験を振り返り、なぜその活動が楽しかったのか、どのような瞬間に夢中になったのかを考えてみましょう。
例えば、大学イベントの企画が楽しかったなら、人を楽しませることやチームで動くことに価値を感じているのかもしれません。自分の感情の動きに注意しながら、どのような気持ちになったのかを思い出すことが、自分のWillを探る第一歩です。
4.1.2. 自分の「できること・得意なこと(Can)」を見つける
自分の強みやスキルを洗い出す際は、大学の評価や成績、保有している資格などの定量的な指標だけではなく、定性的な取り組み内容も振り返りましょう。
例えば、アルバイトの接客でお客様のリクエストを汲み取り感謝されたのであれば「人の話を丁寧に聞ける」、友人との旅行計画を率先して作成して思い出に残る楽しい機会が作れたのであれば「綿密に計画を立ててそのとおりに実行できる」など、どのようなことでも構いません。
MyCareerStudyでは、自分の得意なことやこれまでの体験を振り返る際のツールをご用意しています。ぜひご活用ください。
4.1.3. 自分の「大切にしたい価値観(Must)」を明確にする
「安定して働きたい」「社会に貢献したい」「成長できる環境がよい」など、仕事選びやキャリアの考え方は人それぞれです。大学時代の体験のなかで特に心に残っているエピソードを思い浮かべ、なぜそれが想起されたのかを考えてみましょう。
例えば、ボランティア活動で地域の人々の感謝や笑顔に触れたことが思い浮かんだ場合、「社会への貢献」が一つのテーマになるかもしれません。また、サークルやゼミでチームをまとめてイベントや発表を成功させた経験があるなら、「仲間と協力して成果を出すこと」や「責任を持って最後までやり遂げること」が自分にとって大切にしたい価値観の一つかもしれません。
このように、Will(やりたいこと)・Can(できること)・Must(大切にしたい価値観)の3つが重なる仕事が、自分に向いている可能性が高い仕事です。まずはMust(大切にしたい価値観)をベースに、Will(やりたいこと)やCan(できること)を考えてみるのもよいでしょう。
MyCareerStudyでは、より実践的に自己分析に取り組むための講座もご用意しています。
4.2. 自分のモチベーションが高まるときを考える
どのようなときにやる気が出るかを思い出してみるのも有効です。誰かに感謝されたとき、目標を達成したとき、チームで協力できたときなど、モチベーションが上がった要素を知ることが、自分の価値観を知ることにつながります。
そこには、続けられる仕事を見つけるための重要なヒントがあるはずです。
4.3. 家族や友人に他己分析をしてもらう
自分では気付いていない強みを知るには、他己分析も効果的です。
前述のとおり、他の人からの評価や見え方を鵜呑みにしすぎるのはよくありませんが、自分を知るきっかけとして両親や友人に「私の長所って何だと思う?」と聞いてみることは、新しい自分の発見につながるかもしれません。
他己分析の方法については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
またMyCareerStudyでは、より深い自己分析をおこないたい人に向けて以下のツールを提供しています。ぜひ積極的に活用してみましょう。
4.4. 数年後・10年後の自分をイメージしてみる
5年後、10年後にどんな自分でいたいかを考えることは、キャリアの方向性を定める手がかりになります。
例えば、英語を活用する海外ビジネスに携わりたい、起業したい、マネジメント職になって部下を持ちたいといったキャリアの観点はもちろん、家を買いたい、地元に戻りたいなど、プライベートな観点でも構いません。こうしたイメージを膨らませることで、自然とその目標に合った仕事や職種、求められるスキルが見えてくるでしょう。
このように、将来の自分像から逆算して今何をすべきかを考えることで、自分に合った仕事や働き方の方向性が具体的に見えてきます。
10年後の自分をイメージする際は、マイロードマップの活用がおすすめです。目標を決めたら、達成するまでのStepを記入したり、ツールで選択肢を選んだりするだけで必要なアクションを明確にできます。詳しくはこちらをご覧ください。
4.5. 世の中にある「仕事」を調べてみる
自己分析が進み、自分をより深く理解できたら、次は世の中にどのような仕事があるのかを調べましょう。
例えば、「英語を活用する海外ビジネスに携わりたい」が希望であれば、グローバルに進出している日系企業もしくは外資系企業が有効な選択肢になるでしょう。なかでも、海外営業や駐在員といった仕事なら、英語力を発揮できるチャンスも多くあります。
文系・理系の学生が自分に合う仕事を見つける際のポイントについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
My CareerStudyでは、業界研究に関する講座を公開しています。世の中にどのような仕事があるのか知りたい人はぜひご覧ください。
4.6. インターンシップやアルバイトで「働く」を知る
インターンシップやアルバイトを通じて実際の仕事に触れてみるのもおすすめです。
タイミングが合うものに積極的に参加してみましょう。実際の仕事を経験することで、その仕事が「やりたいこと」だと気付くなど、新しい発見があるかもしれません。もともと興味のある企業や仕事内容の場合には積極的に参加し、大きなギャップがないかを確かめるのも有効です。
特にインターンシップへの参加は、先輩社員が日々どのように働いているのかをリアルに知ることができる貴重な機会です。以下の講座でもインターンシップを活用したキャリア選択について詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
4.7. 社会人の先輩(OB・OG)の話を聞く
自分と同じ大学を卒業し、希望する企業や業界で働いている先輩がいれば、キャリアセンターなどに問い合わせることでつながりを持てるかもしれません。すでに社会人として働いている先輩の声は、キャリア選択において非常に参考になるはずです。
先輩と面会できる機会が得られたら、なぜその仕事をしているのか、就職活動のときに何を大切にしていたかなど、気になることをあらかじめまとめておき、有意義な時間にしましょう。
My CareerStudyでは、社会人と気軽に交流できるミートアップを開催しています。気になるミートアップがあればぜひ参加してみてください。
ミートアップについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
4.8. 外部のサービスを活用する
自己分析や業界研究を一人で進めるのが不安な場合は、キャリア支援サービスを活用してみましょう。業界のプロから就職活動に関連するアドバイスをもらうことができます。
マイナビでは、新卒採用をおこなっている多くの企業の情報を掲載した就職情報サイト「マイナビ」や、 担当エージェントがエントリーシートの添削や自分に合った企業を紹介してくれる「マイナビ新卒紹介」を提供しています。
5.「向いている仕事がわからない」と焦ったときの対処法
就職活動が本格化してくると、周囲の人が理想のキャリアの実現に向けて順調に進んでいるように見えて、「自分だけ取り残されているのでは…」と焦るかもしれません。しかし、自分に合う仕事はすぐに見つかるものではありません。焦って無理に決めてしまうより、時間をかけて納得のいく選択をすることが大切です。
ただし1点注意してほしいのは、不安や不満がまったくない理想の仕事を求めすぎないようにすることです。「これなら挑戦できそう」「やってみたい」と思う気持ちを大切にしながら、自分に向いていると感じられる仕事を少しずつ見つけていくことを意識しましょう。
6.まとめ
まだ社会人経験がない学生にとって、自分に合った仕事を見つけることは困難です。だからこそ、これまでの経験を振り返ってWill(やりたいこと)・Can(できること)・Must(大切にしたい価値観)を言語化し、納得感を持つことが大切です。
両親や友人といった自分に近い存在にも協力してもらうことも考えながら、理想とするキャリア実現の一歩として、向いている仕事を見つけてみましょう。
自分に向いている仕事ややりたいことを見つけたい人は、ぜひ以下の講座もご覧ください。

執筆:My CareerStudy編集部
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