自分らしく生きるとは?メリットと実現するための方法・やめたいことをご紹介

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公開日
2025/05/30

この記事は6分で読めます

自分らしく生きるとは?メリットと実現するための方法・やめたいことをご紹介

自分自身を肯定的に受け入れられなかったり、他人からどう見られているか気になったりして、自分らしさがわからなくなってしまっている人は多いのではないでしょうか。

周囲とうまく付き合いながら自分らしく生きることは簡単ではありません。

この記事では、自分らしさを大切にしている人の特徴や、自分らしく生きることが難しいと感じる理由、日々の行動に取り入れられる具体的な行動例などをご紹介します。

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1.「自分らしく生きる」とは?

「自分らしく生きる」とは?

自分らしく生きるとは、自分自身の性格や価値観を大切にしながら、「うれしい」「楽しい」などの感情に素直に生きることです。

友人の期待に応えようと無理をしたり、好かれるために嫌なことを我慢し過ぎたりするのではなく、自然体の自分でいられる状態が自分らしく生きている状態といえるでしょう。

ただし、自分がやりたいようにわがままに振る舞えばよいわけではありません。社会や周囲との調和を大事にしながら、自分の本心に忠実に生活をすることが、自分らしく生きるうえで大切です。

2.「自分らしさ」を大切にしている人の特徴

「自分らしさ」を大切にしている人の特徴

「自分らしく生きる」という言葉の意味は理解できたとしても、実際にそれを体現している人にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、その具体例をご紹介します。

2-1 ありのままの自分を認めている

自分らしさを大切にしている人には、ありのままの自分を認めているケースが多く見受けられます。言い換えれば「自己肯定感」が高く、自分自身の考え方やあり方を信じていて、周囲に振り回されることなく行動できている人ともいえます。

また、自分自身の弱い部分や失敗経験なども受け入れています。できないことがあっても卑屈にならずに受け止め、次はどうすればよいかを建設的に考えられます。完璧を目指しすぎず、強みだけでなく弱みも含めてありのままの自分を認めているのです。

自己肯定感が高い人の特徴や自己肯定感の高め方については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

2-2 自分の意思を持って行動している

自分の意思を持って行動し、その行動の責任を負うことができる人も自分らしさを大切にしている人の特徴です。自分のやりたいことや目標が明確だからこそ、それに向かって主体的に行動が起こせるのです。

ただ独りよがりな行動をするのではなく、相手の立場や考えも踏まえながら自分の意見も主張できる人は、自分らしさを大切に日々の生活を楽しんでいます。

また、「ユーザーを中心に経営を考えることで根本的な課題を発見し、これまでの発想ややり方にとらわれず、柔軟かつ実現可能な解決策を生み出すこと」とも記載されています。

主体性については、以下の講座でも詳しくご紹介しています。主体性を身に付けたい人は、ぜひ併せてご覧ください。

2-3 プライベートと学業・仕事を楽しんでいる

自分らしさを大切にしている人の特徴として、プライベートだけでなく学業・仕事も前向きに楽しんでいる点が挙げられます。

このように、学業や仕事とプライベートのバランスを取り、オンとオフ(週末や長期休暇など学業や仕事から離れる時間)をうまく使い分けることを「ワークライフバランス」といいます。

ワークライフバランスが取れている人は、普段の学業や仕事に対して意欲的に取り組みながら、オフを有効に利用して気分転換を図ります。

オフの時間の使い方は、旅行や運動、睡眠など人によって異なりますが、プライベートと学業や仕事の両方で充実感を得ることでバランスが取れ、ストレスを健全に発散することができるのです。

仕事とプライベートを両立するコツについては、以下の講座で詳しく解説しています。

ワークライフバランスと似た言葉に「ライフワーク」があります。

ライフワークとは、自身が熱量を注ぎ没頭できる「天職」ともいえる仕事のことです。

自分らしさを大切にしている人は、自分にとっての「ライフワーク」に出会っていることが多いのも特徴です。

自分にとっての「天職」を見つけるコツや判断するポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

ここまで、「自分らしさ」を大切にしている人の特徴をご紹介してきました。

大学の友達や先輩、家族、教授など身の回りでこのような特徴を持った人がいないか探してみましょう。

3.自分らしく生きるのが難しいと思う理由

自分らしく生きるのが難しいと思う理由

ここまでの内容を踏まえて、「自分らしく生きるのは難しい」と感じている人もいるのではないでしょうか。なぜ難しいと考えてしまうのか、いくつか理由を挙げてみていきましょう。

3-1 自分のキャリアがぼんやりしている

自分の将来のキャリアがぼんやりとしており明確ではない場合、積極的に行動を起こせないまま単調な毎日を過ごしてしまうことで、自分らしさを見失っているかもしれません。

将来自分がどのようなキャリアを実現したいのかがわからないと、何のためにどう頑張ればよいかわからず、つい目の前のことや人間関係に流されることもあるでしょう。そうして周囲に合わせる機会が多くなることで、自分らしさを見失ってしまいます。

3-2 自分らしさを出すと嫌われると感じている

「自分らしさを出すと周囲からはみ出してしまい、嫌われてしまうのではないか」と感じると自分らしく生きることが難しくなります。周囲を気にしすぎるあまり、自分の考えや意見を主張することなく周りに合わせてしまい、結果的に本意ではない行動へとつながり、より自分自身を疲れさせてしまいます。

輪を乱さない、空気を読むといった他人を思いやり過ぎるあなたの気持ちが、かえってあなた自身を窮屈にしてしまっているかもしれません。

3-3 決めつけや思い込みが強い

決めつけや思い込みが強い場合も、自分らしく生きるうえでのハードルになるかもしれません。これらは自分自身の行動を制限する結果につながり、自然と選択肢の幅を狭めてしまっています。

また、真面目で責任感が強い人ほど、「こうあるべき」「こうでなくてはならない」と思いがちで、自分らしさを体現する際の壁になります。

3-4 自分のことを過小評価している

自分を過小評価してしまうと、自分らしさを発揮するのが難しくなります。

例えば、アルバイトで小さなミスをしてしまったとき、「自分はダメな人間だ」「他の人はうまくやれているのに」と自分のことを過小評価してしまうと自己肯定感が低くなってしまいます。

自信がなくなると、自ら考え行動するのが億劫になり、結果として自分らしく生きることが難しいと感じてしまいます。

4.自分らしく生きるメリット

自分らしく生きるメリット

では、自分らしく生きるとどのようなメリットがあるか、どのように自分自身が変われるのかを見ていきましょう。

4-1 やりたいことや目標が見えてくる

自分の気持ちに正直になると、自分は何が好きか、何にワクワクするのかが自然とクリアになります。楽しいと思えることに打ち込むなかでライフワークを見つけたり、将来挑戦してみたいことに出会えたりと自身の方向や目標が定まるでしょう。

そうして人生に軸ができ、やりたいことや取り組むべきアクションが見えてくれば、日々の生活が大きく変わるかもしれません。

4-2 「自分ならできる」と前向きに行動できる

前述のとおり、自己肯定感の向上は自分らしく生きることにもつながります。

自己肯定感が向上すると、新しい物事に取り組む際も「自分ならできる」と必要以上に失敗を恐れず、さまざまなことに前向きに取り組めるようになります。仮に挑戦してうまくいかなかったとしても、「次はどうすればうまくいくか」を考えられるため、そのあとの行動につなげられるでしょう。

こうした一歩を踏み出す姿勢は、自分らしく人生を切り開いていくうえで大切な力となります。以下の講座では、そんな「前に踏み出す力」について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

4-3 周りの人に左右されにくくなる

自分らしく生きることができると、周囲の視線や期待、評価に過度にとらわれず、自分の軸で判断して行動できるようになります。

明確な基準が自分のなかにあるため、他人と比較したり、どう見られているかを気にしたりせず、余計なストレスや悩みを抱えずに生活できる可能性が高まります。また、自分にとって自然で心地のよい人間関係も築けるでしょう。

5.自分らしく生きるには?今日からできること

自分らしく生きるには?今日からできること

自分らしく生きるために、今日から少しずつあなた自身の行動を変えていきましょう。
ここでは、具体的なアクション例をご紹介します。

5-1 ありのままの自分を知る

自分らしく生きるために、まずは自分自身を知ることをおすすめします。好きなこと・得意なこと・弱み・価値観などさまざまな観点から自分を見つめ直してみましょう。これまでの経験を振り返り、気持ちが動いた出来事などを書き出してみるのも効果的です。

就職活動時にほとんどの人がおこなう自己分析は、ありのままの自分を知るうえで効果的です。この記事を読んだことを機に取り組んでみてはいかがでしょうか。

自己分析の進め方は以下の講座・記事でも詳しくご紹介しています。

自己分析をおこなう場合は、My CareerStudyの以下のツールを活用するのもおすすめです。もちろん、あなた自身が作成した独自のフォーマットを活用しても問題ありません。ただし、その際は多角的に自分自身を見つめ直すようにしましょう。

5-2 自分のキャリアを考えてみる

自分は将来何をしたいのか、その目標が明確になると、そこから逆算して行動できるようになります。

例えば「総合商社に就職して世界を舞台に働きたい」という目標があれば、総合商社に就職した大学OBの先輩を訪問して話を聞いたり、英語の勉強に励んだりと取り組むべきアクションがクリアになります。

このように、自分のキャリアを考えることで目標が設定され、やるべきことも具体化されるので、目的意識を持って日々の生活が送れるようになります。結果として自分らしく生きることにもつながるでしょう。

自分自身のキャリアを考える際は以下の講座や記事も参考にしてみましょう。大学生活の過ごし方やキャリアデザインについて詳しく解説しています。

5-3 興味を持ったことに挑戦してみる

自分は将来何をしたいのか、その目標が明確になると、そこから逆算して行動できるようになります。

例えば「総合商社に就職して世界を舞台に働きたい」という目標があれば、総合商社に就職した大学OBの先輩を訪問して話を聞いたり、英語の勉強に励んだりと取り組むべきアクションがクリアになります。

このように、自分のキャリアを考えることで目標が設定され、やるべきことも具体化されるので、目的意識を持って日々の生活が送れるようになります。結果として自分らしく生きることにもつながるでしょう。

自分自身のキャリアを考える際は以下の講座や記事も参考にしてみましょう。大学生活の過ごし方やキャリアデザインについて詳しく解説しています。

5-4 一人で抱え込み過ぎない

自分は将来何をしたいのか、その目標が明確になると、そこから逆算して行動できるようになります。

例えば「総合商社に就職して世界を舞台に働きたい」という目標があれば、総合商社に就職した大学OBの先輩を訪問して話を聞いたり、英語の勉強に励んだりと取り組むべきアクションがクリアになります。

このように、自分のキャリアを考えることで目標が設定され、やるべきことも具体化されるので、目的意識を持って日々の生活が送れるようになります。結果として自分らしく生きることにもつながるでしょう。

自分自身のキャリアを考える際は以下の講座や記事も参考にしてみましょう。大学生活の過ごし方やキャリアデザインについて詳しく解説しています。

5-5 自分の意見を持つ

相手の意見を尊重することは大切ですが、相手の意見をすべて受け入れる必要はありません。仮にあなたが相手と違う意見を持っている場合は、相手を否定しないように配慮しながら自身の考えを率直に伝えるようにしましょう。それによって建設的な議論ができるかもしれませんし、相手があなたの意見に賛同するかもしれません。

場合によっては話し合いのなかで相手の意見に魅力を感じ、あなたの考えが変わることもあります。自分の意見を持っているからこそ相手と対話ができ、結果的に周囲との関係を良好に築きつつ自分らしさを発揮できるのです。

5-6 理想に近い人を真似する

自分が理想とする人物を見つけ、その人の言動を真似するのもおすすめです。

例えば何かに取り組む際、「あの人ならどうするか」と考えると、自分の行動をよい意味で変えられるかもしれません。

具体的な理想がまだ明確になっていない場合は、My CareerStudyのミートアップに参加してみるのはいかがでしょうか。

My CareerStudyのミートアップは「学生がカジュアルに社会で働く人の話を聞くことができ、交流できる場」です。さまざまなミートアップに参加するなかで、自身のロールモデルとなる人が見つかるかもしれません。

理想とする人物に出会い、自身の考えや行動を変えていくことに自分自身が納得感を持てれば、それが自分らしい生き方につながるでしょう。

6.実は逆効果?自分らしく生きるために避けたいNG行動

実は逆効果?自分らしく生きるために避けたいNG行動

最後に、自分らしく生きるために避けたいNG行動をご紹介します。

6-1 何事も他人と比較してしまう

学業や部活動、サークル活動、アルバイトなどの場で他人と自分を比較することは、自身のモチベーションにつながるという人もいますが、自分らしく生きるうえでのデメリットにもなり得ます。

なぜなら、他人と比較することで焦りや劣等感を生みやすくなるからです。

自分は自分だと割り切り、今できることに集中しましょう。昨日の自分にはできなかったことが今日できればそれで十分です。自己肯定感を高く持ち、自分自身の生活を楽しみましょう。

6-2 自分や相手を否定する

自分や相手に対して否定的な姿勢を示すことも避けましょう。

自分を否定してしまうと自己肯定感が低くなり、さまざまなことに取り組む意欲を失ってしまう可能性があります。また、相手を否定すると関係性が悪くなってしまうかもしれません。

もちろん「自分の意見を持つ」ことは自分らしく生きるために実践しやすいアクションです。しかし、相手と異なる意見を持つことは、相手を否定することとイコールではないということは理解しましょう。

自分の意見を押し付けてしまうことは相手の否定につながりますが、相手の意見にしっかり耳を傾け尊重しながら自分の意見を主張するのは、むしろ人間関係を構築するうえで大切なことです。

自分も相手も否定せず、ありのままに受け止め、それぞれの個性だと前向きにとらえましょう。

6-3 皆から好かれようとする

皆から好かれようとすると、結果的に相手の考えや意見に流されてしまいがちです。

波風を立てるのを避けるあまり自分の考えや意見を主張できず、相手の考えを肯定するばかりだと、かえって自分自身を疲弊させてしまいます。

そのため、無理に皆から好かれようとするのではなく、背伸びせずに相手と向き合い、気が合う人と仲良くすることを意識しましょう。

大学では新たな人間関係が始まる場面も多くあります。自分らしさを大切にしながら心地よい人間関係を築いていくためにも、以下の記事も参考にしてみてください。

7.まとめ

「自分らしく生きる」とは、自分の性格や価値観を理解し、自然体で日々生活することです。自身の強みや弱みを受け入れて、意思を持って行動することが、自分らしく生きるうえでは大切です。

自分自身をよく知り、将来のキャリアや目標を明確に持ち、それに向かって積極的に行動を起こすことが結果的に自分らしく生きることにつながります。この記事を参考に、今日から少しずつあなたの行動に変化を加え、自分らしいキャリアを切り開くための準備を始めましょう。

執筆:My CareerStudy編集部

執筆:My CareerStudy編集部

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