大学の定期テストはどう勉強する?レジュメの活用法や過去問に頼るリスクも解説

大学の定期テストはどう勉強する?レジュメの活用法や過去問に頼るリスクも解説

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公開日
2026/5/29

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大学の定期テストはどう勉強する?レジュメの活用法や過去問に頼るリスクも解説

この春から晴れて大学生となり、希望に満ちた学生生活のスタートを切るなか、やがてやって来る定期テストに向けて不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

大学のテストには、高校までとは異なるポイントが複数あります。この記事では、大学の定期テスト期間やテストの方式、勉強を始める時期や効果的な勉強方法、意識しておきたい項目や当日のポイントを解説しています。

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1大学生のテスト期間や内容は高校とどう違う?

大学生のテスト期間や内容は高校とどう違う?

大学のテストは、高校までのテストと比べ、さまざまな点で異なります。まずは代表的な違いを以下の表で確認してみましょう。

比較項目 大学のテスト 高校のテスト
実施頻度 ・2学期制:前期末・後期末の年2回が基本
・3学期制:年3回実施
・クォーター制:年4回
1学期に中間・期末の2回(年4〜5回)
テスト期間 1~2週間 4~5日
出題範囲と内容 シラバスに基づく。講義内容や教科書など幅広い 教科書・ワークの決まった範囲
評価基準 テストだけでなく、レポート、出席など担当教員の裁量が大きい テストの点数が成績の大部分を占める
持ち込みの可否 科目や担当教員によっては、ノート・プリント・参考書・辞書の持ち込みが可能 基本的に不可
出題形式 論述式・筆記式・穴埋め・選択式などさまざま 穴埋め・選択式、短答式が多い

ここからは、テスト期間とテスト方式についてどのような違いがあるか詳しく解説します。

大学はテスト期間が比較的長い

大学のテストは学期末の週に実施されます。4~5日でテスト期間が終わる高校と異なり、1~2週間程度のテスト期間を設ける大学も少なくありません。これは、大学のテストは集中した日程で実施せず、通常の授業と同じ曜日、同じ時間帯で実施されるためです。

テスト期間の目安は以下のとおりですが、大学により大きく異なります。具体的な期間はシラバスで確認しましょう。

比較項目 大学のテスト時期
2学期制の場合 前期:7月中旬~8月上旬
後期:1月中旬~2月上旬
3学期制の場合 1学期(春学期):6月下旬~7月下旬のうち1~2週間
2学期(秋学期):11月下旬~12月下旬のうち1~2週間
3学期(期末):2月下旬~3月上旬
クォーター制の場合 第1クォーター:5月下旬~6月上旬
第2クォーター:7月下旬~8月上旬
第3クォーター:11月中旬~12月上旬
第4クォーター:1月下旬~2月中旬

高校と大学のテスト形式の違い

高校のテストでは、問題用紙に書かれた設問に対して解答する形式が中心です。記述式と選択式の違いはあっても、バリエーションはあまり多くありません。

一方、大学のテストは記述式や選択式の他に、論述式や口述式、実技式など、さまざまなバリエーションがあります。

代表的なテスト方式を以下の表にまとめました。

テスト方式 概要や特徴
記述式 設問に対して正解となる内容を記述する(高校でのテストとほぼ同じ形式)
選択式 あらかじめ用意された選択肢から正解を選び解答する(高校でのテストとほぼ同じ形式)
論述式 設問に対する回答と理由を文章の形式で順序立てて解答する
文字数の制限が設けられる場合もある
口述式 試験官が口頭で設問を伝え、それに対して口頭で答える
実技式 提示された課題に対して実技をおこなう
主にスポーツや音楽、美術、医療系の学部などで実施される

テストの方式は講義の担当教員が選定するため、講義ごとにさまざまな方式に対応しなければなりません。

2大学のテスト勉強はいつから始めるべき?

大学のテスト勉強はいつから始めるべき?

大学のテスト勉強は、試験日の2週間前から始めると余裕をもって進められます。少なくとも1週間前には勉強を始めていないと、十分に準備ができない可能性もあります。

もっとも、2週間前からテスト勉強を始めることは一つの目安です。単位の取りやすい一般教養科目や得意な科目であればテスト勉強の期間を短くしてもよいでしょう。逆に、難しい専門科目や不得意な科目の場合は早めに勉強を始める必要があります。

なかには一夜漬けで済ませる人もいますが、おすすめはできません。特に、大学の専門科目はカバーすべき範囲が広く、一夜漬けでは単位を落とすリスクが高くなることにも注意が必要です。

3大学の単位取得に向けたテスト勉強法

大学の単位取得に向けたテスト勉強法

テスト勉強を大学の単位取得につなげるためには、ポイントを押さえることが重要です。

ここからは、テスト勉強の進め方について解説します。

授業の内容やレジュメの整理をする

効率よくテスト勉強をおこなうには、日々の授業から対策を始める必要があります。

例えば、先生が授業で話した項目を配布されたプリントやレジュメに直接書き込むと見直す際に要点を理解しやすいでしょう。復習も兼ねてノートにまとめるのも一つの方法です。

また、生成AIの活用も有効です。具体的には、生成AIにレジュメを読み込ませて整理する、疑問に思った項目を質問してみる、といった活用方法はテスト勉強で効果を発揮します。

ただし、生成AIの回答が必ずしも正しいとは限らないことも頭に入れておきましょう。

生成AI活用方法については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

講義ノート・レジュメ・教科書でテスト範囲の復習をする

教科書や講義ノート、配布されたプリントやレジュメなど、テスト勉強に使えるものは多種多様です。テスト範囲が指定されている場合は出題される内容に絞って集中的に対策しましょう。

テスト範囲が明示されていない場合は、シラバスが対策すべきテスト範囲の参考情報となります。

ノートに関するノウハウは以下の講座で学べます。ぜひご活用ください。

シラバスについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

過去問を参考に出題傾向をつかむ

大学のテストでは過去問が有効な参考資料となる場合もあります。

例えば、先生が毎年同じテキスト、カリキュラム、内容の講義をおこなう場合は、過去に出題された問題と類似する問題が出題されやすく、過去問を繰り返し解くことが有効なテスト対策となります。先輩や友人から過去数年分のテスト問題を入手できると、出題傾向をつかみやすいでしょう。

ただし、テスト問題は毎年同じとは限りません。また、大学のテストは単純な知識の詰め込みでは対応できない場合もあります。過去問を活用しながら、先生が学生に特に理解を求めるポイントを把握することが大切です。

友人同士で教え合う

友人同士で教え合うことも有効なテスト勉強の方法です。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • 先生に質問しにくい内容も友人に質問することで解決できる可能性がある
  • 欠席した日の授業内容を教えてもらえる
  • 得意科目を友人に教えたり、苦手科目を友人に教えてもらったりできる
  • テスト勉強のモチベーションを高められる
  • 強制的に勉強すべき環境に身を置くことで勉強時間を確保できる

難しい科目や落としてはいけない科目こそ友人の協力が大切です。助け合いながら単位の取得につなげましょう。

先生にテスト勉強のポイントを聞く

先生にテスト勉強で重要なポイントや単語、項目などを質問することも有効な方法の一つです。「太字や色のついている文字は重要です」などの情報が得られれば、優先して勉強すべき箇所を絞ることができ、効率よくテスト勉強を進められるでしょう。

もちろん、単刀直入に「テスト範囲はどこですか」とたずねても「授業で解説した範囲のすべてです」といった回答しか得られない場合もありますが、コミュニケーションを取ることで勉強に前向きな姿勢を先生に印象づけられる効果もあります。

4テスト形式別の対策法・勉強方法

テスト形式別の対策法・勉強方法

大学のテストでよい成績を取るためには、テスト形式に見合う対策や勉強をおこなうことが重要です。テスト形式はあらかじめシラバスに記載されているほか、授業中に告知される場合も多いため確認しておきましょう。

ここからは、大学のテストでよくある持ち込み可、論述式、穴埋め・選択式について、対策法や勉強方法を解説します。

持ち込み可のテストの場合

持ち込み可のテストの場合、教科書類の内容を細かく暗記する必要はありませんが、必要な情報をすばやく参照できる検索スピードが求められます。

そのため、出題されそうな項目がどこに書かれているかを、あらかじめ把握しておきましょう。例えば、出題されそうな用語にマーカーをつけておく、該当ページに付箋を貼る、あるいは重要項目をまとめたノートを作っておくなどの対策が有効です。

論述式の場合

論述式の対策としては、まず授業で学んだ内容をまとめましょう。そのうえで、PREP法による文章作成を身に付けることをおすすめします。

PREP法とは、結論→理由→具体例→結論の順に文章を組み立て、自分の主張を示す方法です。論述式の場合は、1週間前などに問題が公表される場合もあります。事前に文章を作っておくと記憶に残りやすいため、テスト当日もスムーズに記述できるでしょう。

大学ではレポートを書く機会が増えます。レポートの書き方をマスターすることは、論述式の対策にも役立ちます。レポートの書き方については以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

穴埋め・選択式の場合

大学のテストでも、穴埋め・選択式の問題が出題される場合があります。よくある出題形式の一つであり、高校までのテストや大学入試で経験した人も多いでしょう。

穴埋め・選択式の場合は、正確な知識が問われます。教科書や配布されたプリント、レジュメなどをもとに単語やキーワードを暗記しましょう。誤字脱字がないよう、正確に記憶することが重要です。また、選択式の問題では誤答しやすい選択肢が含まれるケースも多いため、用語の意味を正確に理解することも求められます。

5大学のテストに向けて意識すべきこと

大学のテストに向けて意識すべきこと

続いて、テスト勉強をスムーズに進めるために意識しておきたいことを4つの項目に分けてご紹介します。

テスト勉強のスケジュール管理をする

テストでよい結果を出すためには、十分な勉強時間の確保が重要です。早めにスケジュール管理をおこない、必要な勉強時間を確保しましょう。スケジュール管理をする際は、以下のことを意識するのがおすすめです。

  • スケジュール帳やスケジュール管理アプリを活用する
  • テスト前にアルバイトのシフトが入らないように調整する
  • すきま時間を活用する(通学時間、空き時間、寝る前など)

スケジュール管理やタスク管理については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

科目や講義ごとに勉強時間の配分を考える

テスト勉強はすべての科目を均等に進めればよいとは限りません。

以下のような場合は、科目ごとに勉強時間の配分を考えることも重要です。

  • 得意・不得意や、理解しやすい・理解しにくい科目がある
  • 穴埋め式と論述式などテスト形式が異なる
  • 必修科目や選択必修科目など、進級や卒業に影響をおよぼす科目が含まれる
  • 数年に一度しか開講されない科目(再履修するチャンスがない)を受講している

十分な勉強時間が取れない場合、得意な科目や理解しやすい科目の勉強時間は抑えてもよいでしょう。一方、必修科目や選択必修科目、不得意な科目、講義が難しく理解しにくい科目、論述式の科目、単位を落とすと再履修するチャンスがない科目などには優先して勉強時間を配分しましょう。

過去問に頼り過ぎないようにする

前述したとおり、過去問を解くことは有効なテスト対策となりますが、過去に出題された問題にしか対応できない弱点もあります。

また、もし先生が出題形式を一新した場合、もしくは今年から開講された科目の場合、過去問では対応できません。

そもそもテストは、学生が授業の内容を身に付け、単位を与えるにふさわしいかをチェックするものです。そのテストを本当の意味でクリアするためには、真面目に授業を受け、復習をおこなう必要があります。「テスト直前に過去問さえ解ければ授業の内容を聞いていなくても大丈夫」といった考えは避けましょう。

自分にとって集中しやすい環境を探してみる

テスト勉強は、以下のように集中しやすい環境で進めるのがよいでしょう。

  • 図書館
  • リフレッシュスペース
  • 空き教室
  • 自習室

また、電車やバスで座れる状況であれば、車内も勉強場所として使えます。

ファストフード店、カフェなどを勉強場所に挙げる人もいるかもしれませんが、これらの施設は本来勉強を目的とする施設ではありません。また、ファストフード店やカフェには時間制限があったり、周りの人の話し声で集中できなかったりする場合もあります。

利用する場合はルールを守り、一般の利用者に迷惑をかけないよう注意しましょう。

6本番で実力を120%出すためのテスト当日のポイント

本番で実力を120%出すためのテスト当日のポイント

テスト勉強は、テスト当日に会場で成果を発揮してこそ報われます。本番で実力を十分に発揮するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • テストがおこなわれる教室を確認する
  • 天気予報を確認する(雨や雪、強風などの場合は交通機関が乱れるおそれがある)
  • 早めに自宅を出発し、余裕をもって会場に到着する
  • 出発前に交通機関の運行情報(自動車通学の場合は道路交通情報)を確認する
  • テスト中に眠くならないよう食べ過ぎに注意する

余裕をもって準備できるよう、テスト当日は早起きし、早め早めに行動することが、よい成績につながります。

7まとめ

大学で実施されるテストの内容や種類は多種多様です。

しかし、真面目に授業を受け、しっかりテスト対策をおこなえば、決して恐れる必要はありません。テストに関する詳しい情報を入手し、テストの準備を早めにおこなえば心に余裕が生まれ、よい成績を得やすくなるでしょう。

まずは日々の授業で重要な項目を聞き漏らさないようにしつつ、この記事を参考にテスト勉強を進めていきましょう。