就活の“味方”って実際どんな仕事?元キャリアアドバイザーが語るリアル
- この記事を書いた人物:
- S・H・人事広報部
- 記事テーマ:
- シゴト図鑑 ~仕事内容・身につくスキル&必要なスキル~
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Q 現在の職業をひとことで表すと?また仕事内容や目標指標を教えてください。
A 何から始めたらいいか分からないから始まる二人三脚の就活支援
私は現在採用担当ですが、人事広報部にキャリアチェンジをする前は新卒の就活生を対象にキャリアアドバイザーを担当していました。キャリアアドバイザーは、就活生の“相談相手”であり“伴走者”のような存在です。学生さんと面談をして、性格や価値観を一緒に整理しながら、合いそうな企業を紹介したり、面接練習や履歴書の添削をしたりします。学生さんとの面談は、基本的に週1回のペースで行っていて、それぞれのペースに合わせて進めています。中には「何から始めたらいいか分からない…」という学生さんも多く、そんなときは一緒にスケジュールを立てるところからスタートします。私は約30人ほどの学生さんを担当していて、モチベーションに合わせながら時にはメンタルフォローのような雑談面談をしたりと、毎週のように面談を重ねていました。回数を重ねるごとに、学生の表情や声のトーンが少しずつ明るくなっていくのを見るたびに、“人と本気で向き合える仕事っていいな”と感じていました。学生さんの小さな変化を見逃さずに寄り添えることが、この仕事の一番の魅力だと思います。
Q この職業で最も楽しいと感じる瞬間と大変な瞬間はいつですか?
A 一緒に喜び、一緒に乗り越える
キャリアアドバイザーとして最も楽しい瞬間は、学生さんの変化を間近で感じられることでした。「白井さんのおかげで楽しく就活できました」と言ってもらえたり、最初は緊張して下を向いていた子が、少しずつ笑顔で自分の思いを話せるようになる姿を見ると、本当に嬉しかったです。自己分析や面接練習を一緒に重ねて、自信をつけて内定をもらったときは、自分のことのように喜びがあふれます。学生の成長を間近で見ながら、一つひとつの成功に関わり、一緒に喜べることが、この仕事の一番の魅力だと思います。
もちろん、大変なこともあります。なかなか結果が出ずに落ち込む学生さんを見ると、どう声をかけてあげたらいいか悩むこともありました。でも、まずはしっかり話を聴き、共感することから始めます。面接練習や自己分析も、小さなステップに分けて一緒に取り組むことで、少しずつ前向きになってくれるんです。うまくいかないこともありますが、学生さんの気持ちに寄り添いながら工夫してサポートすることで、乗り越えられるんです。
もちろん、大変なこともあります。なかなか結果が出ずに落ち込む学生さんを見ると、どう声をかけてあげたらいいか悩むこともありました。でも、まずはしっかり話を聴き、共感することから始めます。面接練習や自己分析も、小さなステップに分けて一緒に取り組むことで、少しずつ前向きになってくれるんです。うまくいかないこともありますが、学生さんの気持ちに寄り添いながら工夫してサポートすることで、乗り越えられるんです。
Q この職業で身につくスキル&あると良いスキルは何ですか?
A 学生と関わる中で磨かれる、コミュニケーションの引き出し
キャリアアドバイザーの仕事を通して身につくのは、「人と向き合う力」と「伝える力」だと思います。学生さん一人ひとりの悩みを聴きながら、その人の気持ちや考えを整理していく中で、自然と傾聴力や洞察力が鍛えられます。また、面接練習や履歴書の添削を通して、わかりやすく伝える力も磨かれます。あると良いのは、柔軟さとポジティブさです。学生さんによって状況も性格も違うので、「この子にはどんな関わり方が合うかな?」と考えながら寄り添うことが大切です。うまくいかないこともあるけれど、人の成長を支えるやりがいがある仕事です!
この記事を書いた人物
所属企業
株式会社H4
株式会社H4は、総合人材サービス会社として、人材派遣・人材紹介など幅広い事業を展開し、
企業理念である「Human・Hospitality・Happiness・Hope」の4つのHを大切に、物流・製造・オフィスワークなど多様な分野でサービスを提供しています。
My CareerStudyでは、皆さんが就活を前向きに進められるよう、自己分析や企業研究など、就活に役立つ情報や実践的な学びを発信します。