化学で公務員? ~愛媛の地場産業を支える仕事〜
Q 現在の職業をひとことで表すと?また仕事内容や目標指標を教えてください。
A 全ては愛媛のために!
私が所属する産業技術研究所窯業技術センターでは、窯業分野である砥部焼や菊間瓦、ガラスなどの県内企業を中心とした技術支援や研究開発を行っています。企業からの技術的な相談に対応するほか、企業や大学と連携して共同研究にも取り組んでいます。専門知識の習得は必須ですが、砥部焼窯元などの作り手との関わりを経て、愛媛の地場産業の振興に貢献できるところに、特にやりがいを感じています。
これからも、信頼される職員を目指して、日々の業務に取り組んでいきたいです。
これからも、信頼される職員を目指して、日々の業務に取り組んでいきたいです。
Q この職業で最も楽しいと感じる瞬間と大変な瞬間はいつですか?
A 産業支援の魅力!
企業と連携して共同研究を進めるにあたって、「より良いものを一緒に作りたい!」とのゴールを共有して、試行錯誤しながら検討を重ねていくときがとても楽しく、産業支援の魅力の一つだと思います。初めは、窯業分野の作り手との関わりは新鮮でしたが、研究を進めていく中で製作過程や熱意を知り、より一層、産業振興に貢献したいと思いました。
一方で、専門知識や技術の習得は大変に思うときもありますが、上司や同僚など周りの方々に支えていただきながら、少しずつ学んでいるところです。
一方で、専門知識や技術の習得は大変に思うときもありますが、上司や同僚など周りの方々に支えていただきながら、少しずつ学んでいるところです。
Q この職業で身につくスキル&あると良いスキルは何ですか?
A 技術職としての強み!
化学職の業務は研究開発から環境行政まで多岐に渡りますが、様々な業務を経験した中で、どの所属においても、事務処理能力はもちろん、コミュニケーション能力をはじめとした対人スキルが身につくと感じています。保健所での立入検査や本庁での計画策定など、事業者や庁内外の関係者と携わって得られたスキルや経験は、私にとって何にも代え難い財産であり、少しずつ積み重なるにつれて自信へと繋がってきました。
また、技術職といえば専門知識や技術のイメージが先行しますが、人事異動もある県の組織の一員として働くうえでは、幅広い業務に対応できるよう、また、どんな状況でも冷静かつ確実に対応できるような柔軟性を持ち合わせると、業務がより円滑に進むのではないかと思います。
また、技術職といえば専門知識や技術のイメージが先行しますが、人事異動もある県の組織の一員として働くうえでは、幅広い業務に対応できるよう、また、どんな状況でも冷静かつ確実に対応できるような柔軟性を持ち合わせると、業務がより円滑に進むのではないかと思います。
所属企業
愛媛県庁
「愛顔(えがお)」とは、未来志向の前向きな気持ちと思いやりの心が結集した愛のある笑顔のことです。
愛媛県庁では、「愛のくに 愛顔あふれる愛媛県」を基本理念として、心の充足と物質的な充足が調和した愛媛ならではの幸せのかたちを見つけ、それを創ることができる愛媛づくりを目指しています。
県職員の仕事は県の施策の企画立案・実施のほか、市町のサポートや広域的課題への取組み、学校運営等、多岐にわたります。