社会人3年目のドライ部門のリアル

この記事を書いた人物：: T・T・店舗・ドライ部門

記事テーマ：: シゴト図鑑　～仕事内容・身につくスキル＆必要なスキル～

Q 現在の職業をひとことで表すと？また仕事内容や目標指標を教えてください。

A やることは多いけど、様々なことに挑戦して強くなります！

ドライ部門の仕事をひとことで表すなら、「センス」です。ドライ部門は、主に日生鮮食品や日用品を扱う部門です。売り場の計画から発注、売り場づくりまで、自分の思い描いた通りに売り場を形にできるのが大きなやりがいです。新商品や売れ筋の情報にも常にアンテナを張り、「この商品は売れそうだな」と見極める力も求められます。
特に力を入れているのがマネジメントです。パートさんへの発注支援を行い、品切れを減らす工夫をしたり、新しい設備が導入された際には、いち早く自分が理解し、分かりやすく説明・教育を行っています。
新しいことに対して不安を感じやすい方にも、実際に一緒に作業しながら「できた！」という成功体験を積んでもらい、褒めることで自信につなげるよう心掛けています。また、チーフ不在時には代理として現場を任されることもあり、責任ある立場としてトラブル対応をする度胸も身につきました。

失敗と成功を繰り返しながら挑戦できる環境だからこそ、自分の成長を日々実感できる仕事です。

Q この職業で最も楽しいと感じる瞬間と大変な瞬間はいつですか？

A 自分の色が出せるドライ部門！

この仕事で一番楽しいと感じるのは、自分が作った売り場の商品が実際に売れた瞬間です。売り場がきれいに立ち上がり、お客様が足を止めて商品を手に取ってくださる光景を見ると、「やってよかった」と心から思えます。立体感を出したり、ボリュームを意識した売り場づくりなど、自分なりの工夫が目に見える形で結果に返ってくるのもこの仕事の魅力です。「並べる商品」「売り場の見せ方」すべてに自分の意志を込められるので、やりがいも大きいです。

一方で大変なのは、クリスマスやお花見などの「イベント用商品」の発注です。未来の売れ行きを予測しながら、品切れにも在庫過多にもならないよう発注する必要があり、天候や世の中の動きにも左右されるため正解がありません。ただ、その分、予測がピタッと当たったときの達成感は格別です。難しさも含めて面白さを感じられる仕事だと思います。

Q この職業で身につくスキル＆あると良いスキルは何ですか？

A 積極的なコミュニケーションがカギ！

ドライ部門の仕事は、パートさんやアルバイトさんの存在があってこそ成り立っています。だからこそ、円滑なコミュニケーションが何より大切です。日頃からしっかりと会話を重ねることで、作業指示も伝えやすくなり、現場全体の作業効率も大きく変わってきます。
相手の立場に立って考え、分かりやすく伝える力、そして安心して働いてもらえるような声掛けも重要なスキルです。最初はうまくいかなくても、日々の積み重ねで自然と身についていく力だと思います。
資格については、最低限運転免許があれば問題ありません。今後、資格は働きながら段階的に取得していくことができます。経験とともにスキルも資格も積み重ねていける仕事です。

この記事を書いた人物

T・T

職種：

販売・サービス系

出身学部：

ビジネス系

経歴:

２０２３年入協

詳細プロフィール

所属企業

みやぎ生活協同組合【みやぎ生協・コープふくしま】

「地域と人」をキーワードにすべての世代の地域と人をつなぐ架け橋でありたい。
みやぎ生活協同組は1982年3月、「宮城県民生活協同組合（1970年設立）」と「宮城県学校生活協同組合（1952年設立）」が合併して設立しました。
ライフスタイルが異なる様々な世代の人々に寄り添い続け、一緒に歩み続けています。
流通小売り機能と社会的セーフティネット機能を有する協同組合です。

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