～加美町ってどこ？～

　こちらの記事では、少しテーマとはズレてしまいますが、本社所在地の【加美町】について皆さんにご紹介したいと思います。加美町は、宮城県の中心部である仙台市の北西に位置し、車で1時間くらいの距離にある自然豊かな町です。人口は20,000人程度の小さな町で、奥羽山脈に隣接し山岳地帯や丘陵地が広がっています。「加美富士」とも呼ばれる薬莱山（やくらいさん）が町のシンボルです。
　有名なお祭りの一つに、「初午まつり 火伏せの虎舞」があります。このお祭りは、約650年前から続く伝統行事で、火災からの守護を祈願するために行われており、毎年4月29日に開催され、雨天でも決行される伝統的なイベントです。好天に恵まれた日には約45,000人規模にもなります。

　私は大学卒業後に地元の金融機関へ就職しましたが、加美町への転居をきっかけに丸か建設に入社しました。建設業界を選んだ理由は「公共性の高さ」と「成果が目に見える」という点にあります。
　公共工事を中心とする当社では大規模な事業が大半を占めています。学校や消防署の建築、道路や橋梁工事など地域のインフラ整備や建物の建築事業を通じて、多くの人々の生活を支え豊かにする重要な役割を果たしています。
　また、建設業は建築物や構造物が目に見える形で残るため、自分達の努力が形として社会の中に存在することを実感できる点に魅力を感じています。完成した建物や構造物が人々に利用される様子を見ることができるのは、大きな達成感を得られる瞬間であると考えています。

人事担当として、採用活動を進めるだけでなく、入社後のフォローや社内体制の強化を通じて、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境を築くこと――それが、これからの丸か建設で私に求められる役割だと考えています。創業100周年を迎えた老舗企業ではありますが、歴史に甘んじることなく常に新しい挑戦を続ける会社の一員として、社員が安心して働き、成長できる基盤を支えながら、会社全体のさらなる発展に貢献していきたいと思っています。