壁にぶつかっても、「よし、やるぞ！」と前向きになれる一言

この記事を書いた人物：: 本永知邑・ビジネス開発部地方創生1グループ

記事テーマ：: 忘れられないシゴトでの一言

Q 忘れられない一言を教えてください。どんなシーンで誰からの言葉ですか？

A 「頑張る人にしか壁は出てこない」

実は、誰にかけていただいた言葉か本当に全く覚えてません。(笑)先輩だったかな、上司だったかな、お客様だったかな・・・
ただ、今でも胸に残っていて、とても大事にしている言葉です。

私は社内でも珍しく、入社してから現在に至るまで「ソリューション営業本部」という、法人をお客様にもつ営業組織に所属しております。先輩や同期、後輩たちも入社して2～3年程でコンシューマー営業本部やコーポレート部門等に異動していて、新卒では珍しいタイプです。
入社3年目に大口顧客を担当していた先輩から業務を引継ぎつつ、異動する同期のお客様も引継ぎ、これまでの自分の業務もこなしながら後輩育成も行う立場になった際、キャパオーバーでパンクしてしまいました。先輩がお客様と約束していた納期を破ってしまったんです。先輩が時間をかけて苦労して契約にこぎつけたお客様だったということもあり、もちろん当時の上司からはめちゃくちゃ怒られましたし、先輩には申し訳なさすぎて。。
また、自分の業務ではお客様への説明をしっかり行って契約を取ったつもりが、お客様が内容を理解できておらず契約後にクレームを頂いてしまい、さらには営業中に車をぶつけたりなど、良くないことが続きまくって本当に私の社会人史上一番の暗黒期でした。(笑)
そんな時に「頑張る人にしか壁は出てこないんだよ。今壁にぶつかっているのなら、あなたが頑張っている最中ということだよ」と誰かに言ってもらい、その言葉にとても救われました。(言ってくださった方、まじでごめんなさい。)
でも本当に「頑張る人にしか壁は出てこない」と思います。何にも挑戦していない人が壁なんかにぶち当たることは無いでしょうし、その壁を乗り越えたら自分のキャパも増えレベルアップ出来た気がします。

Q その言葉が印象に残っている理由を教えてください。

A 壁にぶち当たっても「私はダメな人間だから」と思わずに済む！笑

誰しもそうだと思うのですが、良くない事が続いたとき、マイナスな感情に引っ張られて負のスパイラルに陥ることってあると思うんです。
そんな時でも、この「頑張る人にしか壁は出てこない」を思い出すと「今、私って頑張ってるんだなー」と思えて気持ちのリセットができ、負のスパイラルから脱却できています。

私は基本物事に対して楽観的でポジティブ人間なのですが、マイナスなことが続いたり心の余裕がなくなっているときは、「なんで私ってこうなんだ・・・」と負の感情が自分の中で渦巻いているのが分かるくらいやばいです。そんな時って業務に集中したくても集中できなかったり、人に優しくできなかったり人のせいにしたりと「私が嫌な私」になってしまうので、気持ちの切り替えのためにも自分を客観視してこの言葉を思い出し、「今壁があるってことは、私頑張ってるんだな。ふむふむ。」と冷静になり、前を向くことができています。

できないから、何か困難なことをしているから壁にぶち当たっているとは思いますが、「ダメな人間だからできない、だから壁が出てきてしまう」のではなく、「頑張っているから、何かに挑戦しているから、壁が出てきた」と思考を転換でき自分を肯定できるようにもなりました。

Q その言葉から得たものは何ですか？

A ポジティブ人間が超ポジティブ人間になりました！

前述した思考の転換で更にポジティブになったと思います。(笑)今でも壁にぶち当たることは本当に多々ありますが、頑張っている証拠なので「どーんと来い！」と構えられるようになりました。
あとは過去の失敗から、他のメンバーに協力を依頼することもできるようになりました。過去の私は何でもかんでも「自分一人でやらなきゃ」「皆忙しいしな・・・」と人に依頼することを遠慮していましたが、今はガンガン「私は今キャパが無いので、この案件についてご協力をお願いします！」と言えるようになりました。この言葉のおかげというよりかは、過去の失敗経験から得たものだとは思いますが、「頑張る人にしか壁は出てこない」と言ってもらえなかったら、自分を「頑張っている」と肯定できなかっただろうし、「頑張っている」と自身を肯定できなかったら「私、もっとやらなきゃ・・・」と人に依頼することもできていなかったと思います。

もし誰かが何かに悩んでいたら、私も同じように「壁があるってことは頑張っている証拠だよ！」と声をかけてあげようと思っています。

最近の壁は、1歳の娘がイヤイヤ期に突入しており、怒って物を投げたり噛んだり叩いたりすることです。壁は仕事だけでなく、プライベートにも潜んでいる！！！この壁は「あ～～私育児頑張ってる～～～娘も頑張って成長している証拠～～～～」と思って毎日乗り越えてます。
どんな壁でも、乗り越えた先には成長した自分が居るのだ！と思えて、頑張る原動力になる言葉です！

この記事を書いた人物

本永知邑

職種：

営業系

出身学部：

人文・教養・総合科学系

経歴:

2016年に琉球大学法文学部人間科学科を卒業。在学時は心理学を専攻。
2016年に新卒で沖縄セルラー電話(株)へ入社。
入社後、法人営業として民間企業向けの営業を経て、入社4年目より沖縄県内の自治体・官公庁向けの営業を担務。
現在も自治体・官公庁営業として、公共施設へのWi-Fi整備を行う他、庁舎内のDXを実現するために通信を活用した様々なソリューションを提案している。

プライベートでは1児の母。
子どもが幼いため、フルタイム勤務ながらもフレックス制度やリモートワークを活用して家事・育児・仕事を(なんとか)両立中。

詳細プロフィール

所属企業

沖縄セルラー電話株式会社

1991年に産声をあげた当社は県民の皆さまに育てて頂いた沖縄県の総合通信会社です。
「事業を通して、沖縄経済の発展に貢献すること」を企業理念とし、沖縄の総合通信事業者として、強靭で高品質な通信の維持に努めております。
また、お客さまの期待を超える“感動”という価値あるサービスを提供し、すべての社員が働きがいを持てる活力ある企業を目指しています。

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