入社後に驚いたギャップベスト3
Q 第3位
A 会議・調整が業務の中心…?
私は経済産業省の地方ブロック機関である九州経済産業局で、局内の総合調整を担う総務課に所属する1年目職員です。九州経済産業局は九州7県を所管しており、経済産業政策を通じ、企業支援(若手後継者による新事業展開、海外の成長市場を含めた国内外への販路拡大、地域の特性を活かした新たな製品・サービスの開発等)や資源・エネルギーの安定供給に向けた取組等を行っています。
入省前の私は、「仕事=自分の担当業務を黙々とこなすこと」というイメージを持っていました。しかし、現在の総務課での日々を一言で表すなら、「会議・調整」です。作業そのものの時間もある一方、それ以上に日常の業務の中では会議・調整が占める割合が大きい印象です。ただ、それは決してネガティブな意味ではありません。成果とはチームで生み出すものなのだということを日々の業務で感じています。
2025年秋の新政権の発足で、政府としてAI・半導体や造船など17の成長戦略分野に重点的に投資を行っていくことになりました。九州経済産業局では、経済産業省(霞ヶ関にある本省。民間企業の「本社」をイメージしてください。)や九州の各自治体、他省庁の出先機関等と連携し、重点計画策定に向けた準備を進めています。このような事業を行う過程で必要不可欠となる会議・調整も、総務課の重要な業務の一つです。私にとって、「仕事=自分の担当業務を黙々とこなすこと」から、「仕事≒会議・調整」と仕事に対する捉え方が大きく変化しました。
入省前の私は、「仕事=自分の担当業務を黙々とこなすこと」というイメージを持っていました。しかし、現在の総務課での日々を一言で表すなら、「会議・調整」です。作業そのものの時間もある一方、それ以上に日常の業務の中では会議・調整が占める割合が大きい印象です。ただ、それは決してネガティブな意味ではありません。成果とはチームで生み出すものなのだということを日々の業務で感じています。
2025年秋の新政権の発足で、政府としてAI・半導体や造船など17の成長戦略分野に重点的に投資を行っていくことになりました。九州経済産業局では、経済産業省(霞ヶ関にある本省。民間企業の「本社」をイメージしてください。)や九州の各自治体、他省庁の出先機関等と連携し、重点計画策定に向けた準備を進めています。このような事業を行う過程で必要不可欠となる会議・調整も、総務課の重要な業務の一つです。私にとって、「仕事=自分の担当業務を黙々とこなすこと」から、「仕事≒会議・調整」と仕事に対する捉え方が大きく変化しました。
Q 第2位
A 「仕事はこなせるはず」と思い込んでいた…。
正直、入省さえすれば仕事を何となくこなせると思っていました。ところが、業務では日常的に電話における言葉遣い、Excel、PowerPoint等の資料作成のスキル、九州内の企業・業界の知識等が必要であり、仕事の難しさを肌で感じました。
不安を感じながらのスタートでしたが、九州経済産業局では社会人としての第一歩をかなり丁寧に支えてくれました。入省直後の研修には、国家公務員の基本的な規則や倫理に関するルール等だけでなく、名刺交換や電話対応といった対人マナーの基本まで含まれています。さらに、この研修とは別に「中小企業の海外展開支援に対する取組」や「九州内における半導体等の産業」といった個別テーマに関する研修が自由参加形式で定期的に行われており、業務の知識を増やす機会がたくさんありました。そのため、入省してすぐにはできなかったこと、難しかったことも研修を通して徐々にこなせるようになります。
また、研修は入省同期との人間関係を築くための良い機会にもなります。研修期間中は同じカリキュラムで長い時間を過ごすため、同期と自然と仲良くなる機会がありました。入省直後のこのタイミングで人間関係を築いておくことで、業務のちょっとした困りごとでも気軽に同期に相談しやすくなりました。
このように入省当初は仕事の大変さにギャップを感じもしましたが、充実した研修が私には本当に助け舟になりました。
不安を感じながらのスタートでしたが、九州経済産業局では社会人としての第一歩をかなり丁寧に支えてくれました。入省直後の研修には、国家公務員の基本的な規則や倫理に関するルール等だけでなく、名刺交換や電話対応といった対人マナーの基本まで含まれています。さらに、この研修とは別に「中小企業の海外展開支援に対する取組」や「九州内における半導体等の産業」といった個別テーマに関する研修が自由参加形式で定期的に行われており、業務の知識を増やす機会がたくさんありました。そのため、入省してすぐにはできなかったこと、難しかったことも研修を通して徐々にこなせるようになります。
また、研修は入省同期との人間関係を築くための良い機会にもなります。研修期間中は同じカリキュラムで長い時間を過ごすため、同期と自然と仲良くなる機会がありました。入省直後のこのタイミングで人間関係を築いておくことで、業務のちょっとした困りごとでも気軽に同期に相談しやすくなりました。
このように入省当初は仕事の大変さにギャップを感じもしましたが、充実した研修が私には本当に助け舟になりました。
Q 第1位
A 想像以上に休みが取りやすい!
「国の施策に携わる業務は忙しそうだから、休みは取りにくいのでは」と不安に思っていた部分が、良い意味で裏切られました。九州経済産業局では、年次有給休暇の取得が制度としてあるだけではなく、組織として月1日以上の年休取得が奨励されており、休みやすい環境です。
もちろん、それぞれ担当している仕事の進行状況や外部対応との調整は必要ですが、チームで支え合う体制ができています。自分が休むときには業務の引き継ぎを行い、逆に同僚が休むときには自然とフォローに回る。このような「お互い様」が気持ちよく機能しているからこそ、気兼ねなく休みを申請できるのだと思います。
2025年6月、私は年休を取得して、当時開催されていた2025年大阪・関西万博に行ってきました(万博では経済産業省も、日本館を出展するなど運営に関わりました。)。万博のチケットが取れた日は業務で来客対応の予定が入っていましたが、休暇取得前に担当者を調整し、先輩が私の代わりに来客対応をしてくださいました。逆にその先輩が年休を取る日には、来客対応を私が代わることもありました。
他にも、平日に年休を使って旅行に行く先輩や、好きなアイドルのコンサートに合わせて連休を調整する同期もいます。私自身も、心身をリフレッシュした状態で仕事に向き合えることで、打合せ時のチェックがうまくできたり、資料作成でより良い案を提案できたりと、メリットを感じています。
社会人としてはまだ1年経っていませんが、働くときは集中して働き、休むときはきちんと休むという、メリハリのある働き方はとても大事だと考えています。仕事のやりがいと同時に、働きやすさについても職業選択の一つの視点にしてみてください。
もちろん、それぞれ担当している仕事の進行状況や外部対応との調整は必要ですが、チームで支え合う体制ができています。自分が休むときには業務の引き継ぎを行い、逆に同僚が休むときには自然とフォローに回る。このような「お互い様」が気持ちよく機能しているからこそ、気兼ねなく休みを申請できるのだと思います。
2025年6月、私は年休を取得して、当時開催されていた2025年大阪・関西万博に行ってきました(万博では経済産業省も、日本館を出展するなど運営に関わりました。)。万博のチケットが取れた日は業務で来客対応の予定が入っていましたが、休暇取得前に担当者を調整し、先輩が私の代わりに来客対応をしてくださいました。逆にその先輩が年休を取る日には、来客対応を私が代わることもありました。
他にも、平日に年休を使って旅行に行く先輩や、好きなアイドルのコンサートに合わせて連休を調整する同期もいます。私自身も、心身をリフレッシュした状態で仕事に向き合えることで、打合せ時のチェックがうまくできたり、資料作成でより良い案を提案できたりと、メリットを感じています。
社会人としてはまだ1年経っていませんが、働くときは集中して働き、休むときはきちんと休むという、メリハリのある働き方はとても大事だと考えています。仕事のやりがいと同時に、働きやすさについても職業選択の一つの視点にしてみてください。
所属企業
九州経済産業局
九州経済産業局は、経済産業省の地方ブロック機関です。
国家公務員として、福岡から九州経済を活性化させるための各種政策を企画・実行しています。
活力ある九州の実現のため、中小企業支援や海外展開支援といった産業振興から、エネルギー対策、消費者保護に至るまで、多岐に渡る業務を担っています。
自治体や経済団体などの関係機関と連携しながら、九州経済の持続的な成長に向けて様々な経済産業施策を展開しています。