サイエンス農業で「休める稼げる農業」を目指す!
- この記事を書いた人物:
- Y・T・栽培管理部 技術開発グループ
- 記事テーマ:
- シゴト図鑑 ~仕事内容・身につくスキル&必要なスキル~
Q 現在の職業をひとことで表すと?また仕事内容や目標指標を教えてください。
A 農業の未来をつくるための研究
栽培現場の課題を解決するため、ベビーリーフに限らず農業全般に通用する技術開発を行っています。収量をもっと向上させるには?作業をもっと効率的に行うには?といった課題に対し、仮説を立てて、試験を行い、得られた結果を分析し、再度検証するといった科学的なアプローチで解決に導きます。その内容は、土壌水分センサ・遠隔潅水システムといったスマート農業技術の開発や土づくり、バイオスティミュラントなど、ハードからソフトまで多岐にわたります。その他にも、様々な大学や企業と連携して、共同研究やプロジェクト研究にも取り組んでいます。
現在は採用にも関わっているため、さらに技術に磨きをかけ、果実堂に集う人を増やしたいと考えています。
現在は採用にも関わっているため、さらに技術に磨きをかけ、果実堂に集う人を増やしたいと考えています。

Q この職業で最も楽しいと感じる瞬間と大変な瞬間はいつですか?
A 新しい気づきがわくわくする
農業は結果を左右するファクターが非常に多く、わからないことがたくさんあります。だからこそ、新しい気付きが多く、面白さを感じています。また、少しの工夫で「こんなことで変わるんだ!」っていうことが、まだまだあります。
私は大学の研究で、野菜を育てて実験に用いていたことがきっかけで農業に興味を持ちました。果実堂には、ベビーリーフ生産日本一の技術と研究所があり、サイエンス農業を実践しているところに魅力を感じました。
年々夏の暑さが厳しく冬は暖冬になるなど環境の変化を顕著に受けやすい農業ですが、天候に左右されない強くて美味しいベビーリーフの研究を行っていきたいです。
私は大学の研究で、野菜を育てて実験に用いていたことがきっかけで農業に興味を持ちました。果実堂には、ベビーリーフ生産日本一の技術と研究所があり、サイエンス農業を実践しているところに魅力を感じました。
年々夏の暑さが厳しく冬は暖冬になるなど環境の変化を顕著に受けやすい農業ですが、天候に左右されない強くて美味しいベビーリーフの研究を行っていきたいです。

Q この職業で身につくスキル&あると良いスキルは何ですか?
A 基礎を身につけ研究に活かす
私は入社後、約5年間ベビーリーフの栽培現場で技術を習得しました。
大学では農学を学びましたが、実際の農作業を経験する機会はほとんどありませんでした。そのため、果実堂の独自技術である水管理をはじめとする栽培技術を、現場で実践しながら学び、十分に理解した上で研究へ転向したいと考えていました。
研究に転向してからは、未利用資源を活用して植物の耐性を向上させる研究や、他産業と連携したAIロボットの実証実験に取り組んでいます。この過程で、数値を分析するスキルや対人スキルを身につけることができました。
また、果実堂では科学的手法に基づいた栽培技術を確立しており、論理的思考が求められます。
そのため、興味のある分野で構わないので、日常的に読書を通じて知見を広げることも有益ではないでしょうか。
大学では農学を学びましたが、実際の農作業を経験する機会はほとんどありませんでした。そのため、果実堂の独自技術である水管理をはじめとする栽培技術を、現場で実践しながら学び、十分に理解した上で研究へ転向したいと考えていました。
研究に転向してからは、未利用資源を活用して植物の耐性を向上させる研究や、他産業と連携したAIロボットの実証実験に取り組んでいます。この過程で、数値を分析するスキルや対人スキルを身につけることができました。
また、果実堂では科学的手法に基づいた栽培技術を確立しており、論理的思考が求められます。
そのため、興味のある分野で構わないので、日常的に読書を通じて知見を広げることも有益ではないでしょうか。

所属企業

果実堂グループ
株式会社果実堂は、2005年設立の研究開発型農業法人で、熊本県益城町に本社を構えます。主に有機栽培のベビーリーフを年間約900トン生産し、国内最大規模を誇ります。また、農業技術コンサルティングや高機能ビニールハウスの開発・販売も手掛け、サイエンスを取り入れた農業経営で注目されています。従業員数はグループ全体で約170名です。