設備設計の良いところ、悪いところ。
Q 現在の仕事内容を教えてください。
A 電気設備の設計
ダイダン株式会社は、「電気設備」、「空調設備」、「給排水衛生設備」の工事において、施工管理・設計に携わる会社です。
私はその中でも電気設備の設計に携わっています。
「建設業の設計」と聞いて、最初に思い浮かべるのは、「設計事務所の設計」ではないでしょうか?
私たちが携わる「工事会社の設計」は、主に工事受注後に行うことが多く、実際にモノ(設備)をつくるため、機械のおさまりや工事手順を考慮した設計です。
まずは、お客様の要望と、建築を把握の上、設備機器の仕様を決定し、機器の配置や施工する配管配線ルートを検討して、図面を描き起こしていくという仕事です。
私はその中でも電気設備の設計に携わっています。
「建設業の設計」と聞いて、最初に思い浮かべるのは、「設計事務所の設計」ではないでしょうか?
私たちが携わる「工事会社の設計」は、主に工事受注後に行うことが多く、実際にモノ(設備)をつくるため、機械のおさまりや工事手順を考慮した設計です。
まずは、お客様の要望と、建築を把握の上、設備機器の仕様を決定し、機器の配置や施工する配管配線ルートを検討して、図面を描き起こしていくという仕事です。
Q この職業の良いところは何ですか?
A 自分の描いた図面通りにモノ(設備)が出来上がっていくところ。
この仕事の良さは、自分の描いた通りに設備ができあがる達成感や、実際に、その設備が機能することで社会への貢献が、感じられる点です。
特に、当社が携わるのは病院や工場、商業施設等、皆さんが使用する大きな建物ですので、モノづくりの精神が高鳴ります。
工事会社の設計部隊ですので、現場視察の機会も多く、モノづくりの過程が一から把握できます。
もちろん、自分の考えた通りに工事が進まないときもありますが、現場担当者からのフィードバックにより、自身の技術力が向上していくという、工事会社ならではの面白さもあります。
また、脱炭素社会に向けて、建物でのエネルギー削減が求められてきていますが、設備はとても大きく関わっています。
まだあまり知られていない「ZEB技術」ですが、そのような分野にも携わっていけるところも面白さです。
特に、当社が携わるのは病院や工場、商業施設等、皆さんが使用する大きな建物ですので、モノづくりの精神が高鳴ります。
工事会社の設計部隊ですので、現場視察の機会も多く、モノづくりの過程が一から把握できます。
もちろん、自分の考えた通りに工事が進まないときもありますが、現場担当者からのフィードバックにより、自身の技術力が向上していくという、工事会社ならではの面白さもあります。
また、脱炭素社会に向けて、建物でのエネルギー削減が求められてきていますが、設備はとても大きく関わっています。
まだあまり知られていない「ZEB技術」ですが、そのような分野にも携わっていけるところも面白さです。
Q この職業のマイナスポイントは何ですか?
A モノのおさまりや、工事手順検討の難しさ。
設備は建築に付帯するものですので、まず建築工程ありきです。実は、電気設備、空調設備、給排水衛生設備が全て同じ会社で受注していることは少なく、
工事ではいろいろな業者さんと協力して進めていくことになります。
そのような中、様々な理由で自分の思い描いた設計図が、現場で変更される度に悔しい思いをします。
施工図レベルでの機器の位置、配管のおさまり、作業スペースや工事手順を想定し、不可避なリスクが極力少ない設計図を、現場に引き継ぐことに難しさを感じます。
工事ではいろいろな業者さんと協力して進めていくことになります。
そのような中、様々な理由で自分の思い描いた設計図が、現場で変更される度に悔しい思いをします。
施工図レベルでの機器の位置、配管のおさまり、作業スペースや工事手順を想定し、不可避なリスクが極力少ない設計図を、現場に引き継ぐことに難しさを感じます。
この記事を書いた人物
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所属企業
ダイダン株式会社
ダイダンは、1903年の創業以来、122年にわたり国内外の建築設備に貢献してきました。
建築業界、中でも建築設備というライフラインに関わる設備の設計、施工をしている会社です。
空調、電気、衛生というすべての設備を施工することができる総合設備会社として、長きにわたって「建物に命を吹き込む」仕事をしています。
長年培ってきた技術と経験を元に、これからも世界中の建物に「いのち」を吹き込み続けます。