成長の瞬間が喜びをくれる。現場で味わうやりがいと向き合うべき課題
- この記事を書いた人物:
- 松倉怜央・北海道工場 製造課 現場長
- 記事テーマ:
- シゴト図鑑 ~仕事内容・身につくスキル&必要なスキル~
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Q 現在の職業をひとことで表すと?また仕事内容や目標指標を教えてください。
A 現場全体を支え、成長を生み出す“製造現場長”としての役割
私の仕事をひとことで表すと、「現場を支え、環境を整える仕事」です。現在、私は製造課で現場長という立場を担当しており、30名ほどのメンバーが働く製造現場を運営しています。製造現場は製品を作るだけではなく、人を育てたり、環境を整えたりする“総合力”が求められる場所です。
具体的には、若手社員の育成、工程管理、設備の状態確認、排水や廃棄物の処理管理といった業務を担っています。また、私たちの工場では、電子材料、製紙用薬剤、フェノール樹脂など、用途の異なる複数の製品を同時に製造していますので、それぞれに担当者を割り振りながら、生産全体の流れを調整していきます。
さらに、親会社であるDICとのやり取りでは、委託されている製品の生産計画や技術情報について確認したり、生産条件をすり合わせたりする場にも参加します。工場内の作業だけでなく、社外との調整も多い仕事です。
加えて、夜勤を含む三交代勤務の班編成やローテーション管理も重要な役割です。三か月ごとにメンバーの配置を見直すのですが、単に人数を揃えるだけではなく、班の相性や負担の偏りが出ないよう、細かく調整をしています。
目標指標として私が大切にしているのは、「現場を止めないこと」と「人を育てること」です。製造は、ひとつの工程が止まるだけで全体に影響が出ますし、安全に作業できる環境を維持することは欠かせません。加えて、若手の成長によって現場全体が強くなっていきますので、育成も非常に重要な要素です。
これまで製造一筋でキャリアを積んできましたが、今後も現場で経験を重ね、製造のプロとして貢献していきたいと考えています。
具体的には、若手社員の育成、工程管理、設備の状態確認、排水や廃棄物の処理管理といった業務を担っています。また、私たちの工場では、電子材料、製紙用薬剤、フェノール樹脂など、用途の異なる複数の製品を同時に製造していますので、それぞれに担当者を割り振りながら、生産全体の流れを調整していきます。
さらに、親会社であるDICとのやり取りでは、委託されている製品の生産計画や技術情報について確認したり、生産条件をすり合わせたりする場にも参加します。工場内の作業だけでなく、社外との調整も多い仕事です。
加えて、夜勤を含む三交代勤務の班編成やローテーション管理も重要な役割です。三か月ごとにメンバーの配置を見直すのですが、単に人数を揃えるだけではなく、班の相性や負担の偏りが出ないよう、細かく調整をしています。
目標指標として私が大切にしているのは、「現場を止めないこと」と「人を育てること」です。製造は、ひとつの工程が止まるだけで全体に影響が出ますし、安全に作業できる環境を維持することは欠かせません。加えて、若手の成長によって現場全体が強くなっていきますので、育成も非常に重要な要素です。
これまで製造一筋でキャリアを積んできましたが、今後も現場で経験を重ね、製造のプロとして貢献していきたいと考えています。
Q この職業で最も楽しいと感じる瞬間と大変な瞬間はいつですか?
A 教える楽しさと、自分で解決する覚悟が求められる仕事
この仕事で最もやりがいを感じる瞬間は、若い社員が成長していく姿を見られたときです。入社したての頃は何もわからない状態でスタートしますが、1年間は日勤の時間帯で先輩の後ろについて学び、徐々に仕事を覚えていきます。その後、夜勤に入るようになると、一人でラインを回せるようになる時期が訪れます。その瞬間を見ると、「教えてきて良かったな」と強く感じます。
私の仕事には、教育の側面が大きくあります。特に夜勤は3名体制で動いているため、誰か一人がしっかり動けるようになることは現場全体にとって非常に重要です。新しく入った社員が、数ヶ月前は難しいと感じていた作業をこなしていく姿を見ると、この仕事の醍醐味を感じます。
一方で、私たちの工場は比較的小規模で、設備の故障が起きたときに、専門のチームをすぐに呼べるわけではないため、まずは自分たちで対応しなければなりません。設備の応急処置や、パソコン制御システムのトラブル対応など、幅広い知識が求められます。
ただ、それらの大変さを含めて、この仕事は“現場力”が鍛えられる環境だと思っています。自分で考え、学び、行動する力が身につきますし、現場を良くしていこうという視点も磨かれていきます。大変な面と楽しい面はセットですが、それも含めてこの仕事の魅力だと感じています。
私の仕事には、教育の側面が大きくあります。特に夜勤は3名体制で動いているため、誰か一人がしっかり動けるようになることは現場全体にとって非常に重要です。新しく入った社員が、数ヶ月前は難しいと感じていた作業をこなしていく姿を見ると、この仕事の醍醐味を感じます。
一方で、私たちの工場は比較的小規模で、設備の故障が起きたときに、専門のチームをすぐに呼べるわけではないため、まずは自分たちで対応しなければなりません。設備の応急処置や、パソコン制御システムのトラブル対応など、幅広い知識が求められます。
ただ、それらの大変さを含めて、この仕事は“現場力”が鍛えられる環境だと思っています。自分で考え、学び、行動する力が身につきますし、現場を良くしていこうという視点も磨かれていきます。大変な面と楽しい面はセットですが、それも含めてこの仕事の魅力だと感じています。
Q この職業で身につくスキル&あると良いスキルは何ですか?
A 現場で鍛えられる自走力。製造現場で身につくスキルとは?
この仕事では、現場で必要な幅広いスキルが身につきます。まず大きいのが、設備に関する知識です。設備は日々動き続けていますので、簡単な整備や異常があったときの応急処置は避けて通れません。“自分たちで解決する力”が自然と身についていきます。これは製造の現場では大きな強みになるスキルです。
また、製品ごとに担当者が割り振られますので、担当製品について深く理解し、工程管理を行う力も養われます。複数の製品を同時に製造しているため、並行して仕事を考える力や判断力も身につきます。
もうひとつ特徴的なのが、人材育成に関するスキルです。若手社員は入社後1年間、先輩の後ろについてOJTで学んでいきます。その中で先輩側には、「どう教えるか」「どう伝えるか」が求められるため、自然と教える力やコミュニケーション力が鍛えられていきます。
では、入社前に必要なスキルは何かというと、実はほとんどありません。中学で学ぶ程度の化学の知識と、基本的なパソコン操作(Excel・Word)ができれば十分です。特にPCスキルは、簡単な集計やデータ整理ができるだけで非常に仕事が進めやすくなります。
あると良いスキルとしては、
興味を持って学ぶ姿勢
問題が起きたときに落ち着いて対処する力
チームで協力して進める姿勢
これらが挙げられます。
私自身、化学系以外の学生さんにもぜひ挑戦してほしいと思っています。化学知識は入ってから身につけられますし、興味を持って取り組める方であれば、必ず活躍できる環境です。
また、製品ごとに担当者が割り振られますので、担当製品について深く理解し、工程管理を行う力も養われます。複数の製品を同時に製造しているため、並行して仕事を考える力や判断力も身につきます。
もうひとつ特徴的なのが、人材育成に関するスキルです。若手社員は入社後1年間、先輩の後ろについてOJTで学んでいきます。その中で先輩側には、「どう教えるか」「どう伝えるか」が求められるため、自然と教える力やコミュニケーション力が鍛えられていきます。
では、入社前に必要なスキルは何かというと、実はほとんどありません。中学で学ぶ程度の化学の知識と、基本的なパソコン操作(Excel・Word)ができれば十分です。特にPCスキルは、簡単な集計やデータ整理ができるだけで非常に仕事が進めやすくなります。
あると良いスキルとしては、
興味を持って学ぶ姿勢
問題が起きたときに落ち着いて対処する力
チームで協力して進める姿勢
これらが挙げられます。
私自身、化学系以外の学生さんにもぜひ挑戦してほしいと思っています。化学知識は入ってから身につけられますし、興味を持って取り組める方であれば、必ず活躍できる環境です。
この記事を書いた人物
所属企業
DIC北日本ポリマ株式会社
DIC北日本ポリマ株式会社は、DICグループの一員としてフェノール樹脂を中心とした多様な樹脂製品を製造し、地域と産業の発展に貢献している化学メーカーです。
1977年設立以来、宮城と北海道の2拠点で事業を展開し、時代のニーズに応える高品質な素材を提供しています。
社員が安心して働ける環境づくりにも力を入れており、ものづくりを通じて社会に価値を届けたい方に適した企業です。