わたしが地元愛媛で選んだ化学職の仕事
- この記事を書いた人物:
- N.Y・環境・ゼロカーボン推進課
- 記事テーマ:
- 地元を選んだ理由
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Q 地元を選んだ理由を教えてください。
A なんといっても地元愛。
私が地元・愛媛を選んだ理由は、何よりも愛媛の魅力を活かしながら働きたいと思ったからです。私の出身は今治市の伯方島で、しまなみ海道の自然豊かな場所で育ちました。高校は市内に出て学びましたが、その際に東予、中予、南予といった愛媛の各地域が持つ地場産業の活力や、人々の温かさに触れ、改めて県全体の魅力を実感しました。大学で県外に進学しましたが、多様な経験を経て、やはり愛媛で自分の力を生かしたいという思いが募り、Uターンを決意しました。地元での豊かな自然や人とのつながりを大切にしながら、地域貢献に取り組めることにやりがいを感じています。
Q その仕事を選んだ理由は何ですか?
A 化学の知識で地元に貢献!
私が愛媛県庁の化学職を選んだのは、大学で学んだ専門知識を活かしながら、地元の自然や環境を守る仕事に貢献したいと考えたからです。入庁前は公務員で化学の専門性がどこまで活かせるか不安もありましたが、調べていくうちに、化学職は環境保全や廃棄物対策、原子力安全、さらには地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題など、幅広い環境課題に取り組んでいることを知りました。また、産業界の技術支援や新素材の開発支援を通じて、地元企業の研究開発を後押しする役割にも魅力を感じています。これらを通じて、愛媛の豊かな自然環境を守りつつ、地域の持続可能な発展に寄与したいと思っています。
Q 今後のキャリアパスについて教えてください。
A 公務員化学職としての環境行政キャリアと今後の展望
私は環境行政に携わり、入庁から5年間は出先機関で現地指導や申請・届出の許可事務を担当してきました。現場での経験を通じて、法律の適用や地域の実情を理解し、基礎となる実務力を磨くことができました。現在は本庁にて、各出先機関の調査・立入計画の作成や、法律に基づく県の環境計画の策定に携わっており、より広い視点で環境保全に取り組む役割を担っています。今後はこれらの経験を基に、環境行政の専門性を深めるとともに、関係機関との連携強化に挑戦したいと考えています。公務員化学職は専門知識を活かし、現場から政策まで幅広く関われるやりがいのある仕事です。
所属企業
愛媛県庁
「愛顔(えがお)」とは、未来志向の前向きな気持ちと思いやりの心が結集した愛のある笑顔のことです。
愛媛県庁では、「愛のくに 愛顔あふれる愛媛県」を基本理念として、心の充足と物質的な充足が調和した愛媛ならではの幸せのかたちを見つけ、それを創ることができる愛媛づくりを目指しています。
県職員の仕事は県の施策の企画立案・実施のほか、市町のサポートや広域的課題への取組み、学校運営等、多岐にわたります。