福祉分野で公務員! ~子どもと保護者を支えるシゴト~
Q 現在の職業をひとことで表すと?また仕事内容や目標指標を教えてください。
A 子どもに関する様々な相談に乗っています。
私は愛媛県福祉総合支援センターの児童支援グループ、いわゆる『児童相談所』に所属しています。児童や保護者の相談に乗り、問題の解決をサポートする『児童福祉司』として勤務をしています。職場には『児童心理司』『保健師』『警察官』などが配置されており、それぞれの専門性を活かして業務にあたります。
仕事内容は主に、子育て相談、子どもへの虐待対応、非行少年らへの指導などです。子ども一人ひとりが年齢や性格、住む地域なども違うため似たようなケースはあれど同じものは一つもありません。その点がこの仕事の難しさであり、面白さだと感じています。また、児童相談所は一時保護機能をもっており、子どもの体や心の安全が確保されないときに、保護者と分離をさせることができます。一時保護は子供の環境を大きく変えてしまうため、担当だけではなく所全体で決定します。また、子ども一人ひとりに寄り添った支援ができるよう、丁寧なアセスメントを心がけています。
仕事内容は主に、子育て相談、子どもへの虐待対応、非行少年らへの指導などです。子ども一人ひとりが年齢や性格、住む地域なども違うため似たようなケースはあれど同じものは一つもありません。その点がこの仕事の難しさであり、面白さだと感じています。また、児童相談所は一時保護機能をもっており、子どもの体や心の安全が確保されないときに、保護者と分離をさせることができます。一時保護は子供の環境を大きく変えてしまうため、担当だけではなく所全体で決定します。また、子ども一人ひとりに寄り添った支援ができるよう、丁寧なアセスメントを心がけています。

Q この職業で最も楽しいと感じる瞬間と大変な瞬間はいつですか?
A しんどいことばかりじゃない!? ~児相の楽しさ~
仕事中に「楽しいな」「幸せだな」と感じるところはたくさんあります。例えば、訪問先で出会う赤ちゃんの姿には毎回癒されます。もちろん、子育て真っ最中の保護者に寄り添うことが大前提ですが、「かわいいですね」と心の声が漏れることもしばしば…。相手の気持ちを受け止めることと同様に、支援者側の気持ちを共有していくことも円滑な支援に必要だと思います。指摘や指導だけに留まらず、その子がもつ良いところもにも目を向けていきたいです。わが子を褒められていやな気持になる保護者はほとんどいないですからね。
また、児童相談所が介入をして、子どもや保護者らが本来の素敵な姿を取り戻していく過程を見ていると「この仕事をしていてよかったな」と思います。
私が勤務をしている福祉総合支援センターは愛媛県の県庁所在地である松山市に設置されています。県が設置する児童相談所は市町村をまたいで業務を行うため、松山市外への出張も多いです。当然、お昼をまたぐときもあるので、出張先でご飯を食べることもあります。いろいろな地域に行けることも魅力の一つだと思います。
また、児童相談所が介入をして、子どもや保護者らが本来の素敵な姿を取り戻していく過程を見ていると「この仕事をしていてよかったな」と思います。
私が勤務をしている福祉総合支援センターは愛媛県の県庁所在地である松山市に設置されています。県が設置する児童相談所は市町村をまたいで業務を行うため、松山市外への出張も多いです。当然、お昼をまたぐときもあるので、出張先でご飯を食べることもあります。いろいろな地域に行けることも魅力の一つだと思います。

Q この職業で身につくスキル&あると良いスキルは何ですか?
A コミュニケーション能力とスケジュール管理。意外と事務処理も…
仕事を進めるうえで面接や電話、会議は避けて通れません。そのため、自ずとコミュニケーション能力が身に付きます。入庁してすぐに求められるわけではなく、先輩職員らの面接に同席をしたり、練習を重ねていくことで次第に伝えたいことをきちんと伝えられるようになりました。相手によって、使う言葉や用いるものを変えてより伝わる工夫を模索しています。
また、児童相談所の仕事は、受けた相談に応じてスケジュールを立てていくため、決まって忙しい時期や暇な時期があるわけではありません。福祉司の裁量で忙しい1日を作ることもできるし、休む日を前もって決めて予定を入れないようにすることもできます。入庁当初は、児相からの移動時間がわからなかったり、面接や会議の時間配分がわからず苦労しましたが、スケジュール管理をする力を身に着けることができたと思います。
入庁して必要だなと感じたのはワードやエクセルなどの書類作成に必要な事務的なスキルです。学生時代にそれとなく身につけたブラインドタッチやPCスキルが思いのほか役に立っています。面接の記録を作成したり、相手にわかりやすく伝えるためにパワーポイントや表を作ることもあります。一度身につけておくと、児童相談所に限らず広い職種で役に立つのでかなりおすすめです。
また、児童相談所の仕事は、受けた相談に応じてスケジュールを立てていくため、決まって忙しい時期や暇な時期があるわけではありません。福祉司の裁量で忙しい1日を作ることもできるし、休む日を前もって決めて予定を入れないようにすることもできます。入庁当初は、児相からの移動時間がわからなかったり、面接や会議の時間配分がわからず苦労しましたが、スケジュール管理をする力を身に着けることができたと思います。
入庁して必要だなと感じたのはワードやエクセルなどの書類作成に必要な事務的なスキルです。学生時代にそれとなく身につけたブラインドタッチやPCスキルが思いのほか役に立っています。面接の記録を作成したり、相手にわかりやすく伝えるためにパワーポイントや表を作ることもあります。一度身につけておくと、児童相談所に限らず広い職種で役に立つのでかなりおすすめです。
所属企業

愛媛県庁
「愛顔(えがお)」とは、未来志向の前向きな気持ちと思いやりの心が結集した愛のある笑顔のことです。
愛媛県庁では、「愛のくに 愛顔あふれる愛媛県」を基本理念として、心の充足と物質的な充足が調和した愛媛ならではの幸せのかたちを見つけ、それを創ることができる愛媛づくりを目指しています。
県職員の仕事は県の施策の企画立案・実施のほか、市町のサポートや広域的課題への取組み、学校運営等、多岐にわたります。