経験が一番の教科書~問題に真剣に向き合い、考え、その場で結果を得る~
Q 社会人生活で最もきつかったシゴトエピソードを教えてください。
A 終わらない試験
長尾産業のメイン業務である振動試験でのエピソードです。
試験の結果が、お客様の求める基準を満たすことが出来ず、お客様としても不合格という結果だけでは終われないとのことで改善する方向性を見つけるための検証が始まりました。
1回たった10分間の試験なのですが、なかなかお客様の求める結果を得ることが出来ずに、部品を付けたり外したり、別な部品に交換してみたり、時にはゴムシートを挟んでみたりと、その時手元にある部材で、考えられるだけのパターンを何度も何度も繰り返し、数日間に渡り実施したことがありました。
試験の結果が、お客様の求める基準を満たすことが出来ず、お客様としても不合格という結果だけでは終われないとのことで改善する方向性を見つけるための検証が始まりました。
1回たった10分間の試験なのですが、なかなかお客様の求める結果を得ることが出来ずに、部品を付けたり外したり、別な部品に交換してみたり、時にはゴムシートを挟んでみたりと、その時手元にある部材で、考えられるだけのパターンを何度も何度も繰り返し、数日間に渡り実施したことがありました。

Q それをどのように乗り越えましたか?
A ディスカッション
試験担当やお客様、時には試験に関わっていなかった先輩も交えてそれぞれの立場に関係なく、考えられる原因や改善案を挙げ、
より良い結果を求めて、話し合いを繰り返しながら乗り越えました。
より良い結果を求めて、話し合いを繰り返しながら乗り越えました。

Q その経験から得たものは何ですか?
A 経験が一番の教科書
「どこが振動しているのか?」「なぜ振動してしまうのか?」という問題と真剣に向き合い、原因や改善案を考え、すぐその場で結果が得られる。そして、それをトライ&エラーとして繰り返し行ったこの経験は、私の中で「振動」というものを深く理解する上でとても貴重な経験となりました。

所属企業

長尾産業株式会社
長尾産業(株)は、「販売」(営業部門)と「振動試験」(技術部門)を担う、日本で唯一の二刀流企業です。
当社では取引先様に満足していただくためには、「従業員の幸福度向上」が絶対に必要だと考えています。そのために長く働き続けたいと思う環境、自由にチャレンジする風土を整えています。さらに次世代を担う人材を幅広く採用し、経営基本方針である社業の永続と発展と社会文化の向上に寄与していきたいと考えております。