入社6年目社員が語る！大人の自己分析とは

例えば、アプリ開発で機能の追加や修正をするとします。プログラムの修正をするわけですが、修正したらそのまま世に出すというわけにはいきませんよね。修正が問題ないかを確認する工程があります。ここで、「自分を疑うこと」が活きてきます。
そこは大丈夫でしょと確認を怠ってしまうと、実は影響があった、修正が漏れていたなど障害発生の原因となります。アプリを使用している方に大きな迷惑をかけてしまいます。自分に自信を持つことは大切ですが、自分を過信しすぎるのは本当に危ないです。
私は常に自分を疑っているので、自分が修正した部分が本当に問題ないかをとことん調べます。プログラムの修正方法は正しいか、プログラムを修正して正しく動作するか、ほかのプログラムに影響はないか等、確認することは様々です。自分が納得するまで疑問を持ち、確認を続けます。
修正を正しく行うのはもちろんのこと、自分が実施した修正に対してテストをする工程を大切にしています。自信と過信の違いはそれを裏付ける経験、体験があるかどうかです。テスト段階で自分が気になるところを納得いくまで確認し、その作業に対して自信をつけています。
次同じ作業をしたときにも、この自信のおかげで作業がスムーズにできており、ミスを発生させない環境が作れています。

自己分析って自分ですべてやるには限界がありますよね。過去を振り返ってもその時の感情は覚えていないし、具体的に何をしたかを覚えていないから分析ができない、といった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか？もちろん過去のこと覚えている！という人は、そのトピックを自分の性格と合わせて膨らませていけば良いのですが、そもそも自分がどんな性格かいまいちわからないという方もいますよね。
実は、今から自分の得手不得手を探しはじめてもまったく遅くはないのです！日々の生活、例えば授業の中で自分は文章をまとめるのが上手だなとか、聞く力があるなとか些細なことで大丈夫です。まずは自分の行動に目を向けてみてください。そうすると自分の向き不向きがだんだんわかってくるはずです。
それでも行き詰ってしまったら、他人を頼ってみます。
企業が開催するインターンに参加してもよいでしょう。自己分析ワークがあったりする企業もありますし、例えば業務に特化した課題解決ワークでは自分はこういう考え方をするのが得意だなとか、逆にこういう作業は苦手だなと感じることがあると思います。面接等では、苦手なことを聞かれることもありますので、苦手なことにも目を背けないでくださいね。苦手分野は誰にでもあるので、どうフォローできるかを考えてください。私のように強みに発展することもあるので、意外なアピール箇所でもありますよ。
友人や家族、先生などお願いしやすい人に頼ってもOKです。他己分析をしてもらってください。
実は私の体験談として、私が得意なことはてっきり話すことだと思っていましたが、ある方からYさんは話すことより書くことの方が得意だねと言われたことがあります。そこでハッとしました。自分では話すのが得意だと思っていたけれど、それ以上に書くことが得意なんだと。ぜひ、周りの人に自分の長所や短所、性格を聞いてみてください。自分が全く見えていなかった”自分のこと”を周りの人は気づいてくれます。気づかせてくれます。きっと自己分析に活きるはずです。自分一人だけで悩まず、ぜひ企業や周りの人を頼ってください。
皆さんなら大丈夫。皆さんの魅力が最大限に発揮できるよう、応援しています！