６年目の視点から見た弊社の姿

弊社では公共物件から民間物件まで幅広い分野でフェンスの販売を長年行っています。
一括りでフェンスと言えばそれまでなのですが、使用用途などで多種多様のフェンスがあります。自分は標準品では対応できない場所にフェンスを施工したいというお客様の声に合った特殊品の設計をしています。日本全国に納入させていただいていますので設置場所や目的が様々であり、少しでもお客様の要求に合った満足いただける性能の製品を提供できるように設計しています。
具体的には、各目的や場所によって設計条件が異なっているのでお客様が要求しているフェンスが本当に強度や施工面的に問題ないかを検討しています。検討した結果、不安がある場合は、代案を考えて提示させていただいています。

営業を始め、製造工場や協力工場、その他の部署など幅広い方と協力しながら仕事をしています。配属当時は他部署の方と連絡するのが苦手でしたが、自分１人で解決できない部分を相談すると皆さん親切に教えてくれました。繁忙期になると忙しくて強い口調で言われることもありましたが、それも人生経験だと思っています。
また、自分が設計したフェンスが施工されているのを旅行先や近所で確認できたときは目に見えた達成感を感じることができ、自分の仕事は世の為になっていると感じられる部分です。

製品を出荷するまでには様々な工程があるので、フェンス自体の検討方法だけではなく、製作の流れや物の流れ・各部署が何を行っているのか等を把握していなければなりません。また、フェンスも種類が多く部品も大量にある為、物件や製品に依ってより良い使い分けを考えなくてはいけません。更には、JISや材料力学など多様な知識も身に付けなくてはいけないので、業務をしながら日々勉強です。（６年目になってもまだまだ覚えることが多く大変です…。）
あと、旅行中やテレビを視ているときなどに珍しいフェンスを見つけてしまうと、本来の目的をそっちのけにしがちな所です。設計者として多種多様なアイデアを常に追い求めてしまうのでプライベートでも無意識に見てしまい、思い切り楽しめないことがあります。悲しい職業病です…。