学生時代に鍛えておきたい能力
Q 学生時代にやっておけばよかったと思うことは何ですか?
A 質問、相談する力を鍛えること
質問や相談をする際には、何が分からないかを言語化してそれを相手が理解できるように説明する必要がありますが、自分の場合、質問の準備に時間をかけすぎて結局質問したいときにできないことがあります。思えば大学時代でも、質問の準備に時間をかけすぎて結局聞けないままその日が終わってしまうことがありました。少しの準備だけでその場で質問できる能力は社会人としてとても大切な能力だと感じています。また、周りの人と気軽に相談できるような関係を築くことも大事です。これらは日頃の訓練や経験で身に付く力だと思います。まずは周りの人に対する質問や相談から意識してみると良いと思います。
Q それをやっていたら、仕事や生活でどのように活きたと思いますか?
A 確認不足を防ぐことが出来ると思います
質問や相談をする力を鍛えることで確認不足を防ぐことが出来ると思います。確認したいことがあっても、他の仕事が忙しいからといって確認することを後回しにしてしまうと、確認不足が起こる原因になります。学生時代からなるべくその場で質問をすることに慣れていると、確認を後回しにしない習慣が出来るのでとても良いと思います。また、普段の仕事でも先輩や上司にふと相談してみると解決できることもあります。日々のコミュニケーションを大切にすることが大切です。
Q これだけはやっておけ!学生にひとつだけアドバイスするとしたら?
A 主体的に様々な活動に参加してみましょう
学生時代から勉強や研究はもちろん、友達との交流、サークル活動、ボランティア活動、アルバイトなど様々な活動に積極的に参加してみることが大事だと思います。このような外での活動に主体的に取り組んでいればいるほど誰かに質問したり相談したりする機会も増えると思います。あまりお互いを知らない段階から気軽に質問や相談ができる関係を築いていくのはとても大事なことだと思います。自分もそこまで多くの活動に参加してきた訳ではないのであまり偉そうなことは言えませんが、自分が参加した活動で得た経験や能力は今も役立っています。自分の好きなことや得意なことを軸に色々な活動に参加してみてはいかがでしょうか。
所属企業
シチズンマシナリー株式会社
シチズンマシナリーは工作機械業界において世界トップクラスのシェアを誇り、日本だけではなく世界のCITIZENファンに愛される機械とサービスを提供しています。
工作機械のみならずIoTのサービスやAIの技術開発を行うなど、新しい技術でお客様が抱える問題解決にも取り組み、お客様の役に立つ機械と、それを使いこなす技術、デジタル技術の提供によって人と機械の関係にまだ見ぬ価値を創造するモノづくり企業です。