実家出たくない！

就職活動をするときに、誰しもが考える、それは
「どこで働くか？」ということ。
自分は大手志望ではなかったので、大手を志望したり
東京などの大都市での就職を考えている人は全く参考にならないので
この先は読まなくても大丈夫です。

話を戻します。
「どこで働くか？」と考えた時にぬくぬくと実家住まいをしていた私は
まず家を出るという発想が無かった。
①実家から通いたい
②なじみのある移動手段で通いたい（バス・JR・地下鉄）
③友達と会えなくなるのはさみしいからやっぱり地元がいい

などの理由で「よし、地元で就職しよう」と決めた。
その後、結婚するまでの３２年間実家に居座ったのは
また別の機会に話すかもしれないとして、
この素直な気持ちをそのまま履歴書等に書けるわけもなく
いろいろな理由が生まれた。

①安定した基盤を築きたいという思いから実家から通える地元で働きたいと考えました。
②乗り物が好きなので、今後はマイカーを持ち自分のパーソナルスペースを持てることが楽しみです。
③学生時代からの人づきあいの多さを社会人になってからは人脈にしていけると考えました。

という風にポジティブ変換していきました。

結論からいえば「好きになれそう」と思ったからです。
好きだ、の手前くらいの感覚でしたが、好きになれそうな「伸びしろ」を感じました。
そう思えたのは、アルバイト経験が大きかったです。

当時、私は写真部に所属していてアルバイトも写真屋さんに勤めていました。
まだスマホなどではなくデジタルカメラもいまのような解像度ではなく
持っている人もまばらだったためフィルムカメラが主流でした。

そこでフィルムを現像・印刷するためにお預かりしますが、
デジタルカメラとの大きな違いは「できあがってみないと分からない」
ということ。
そこでよく来店してくださるお客様とお支払いの際に世間話をした際に
もう少しこうであったら写真の公募に送ろうと思ったのに・・・というような
お話を聞いた際に私がトリミングできる範囲であったため、ご提案し
実際に大変喜んでいただいた、という経験をしました。

その経験から、接客の中でも「人のお役に立ち、その方の希望にそうようなサポート」ができる仕事や商品は何か
と考えたところ買ってしまうと関係が終わる商品ではなく、むしろ購入後のサポートもある「住宅」か「車」という自分なりの結論に至りました。
住宅で１社、車は北海道日産というように各業界で１社ずつ受けご縁のあった北海道日産への入社を決意しました。

北海道日産に内定をいただいてからは、詳しくなかった日産車もよく目に留まるようになり
入社後は日産グッズなどもよく自分で購入して身に着けるようになるなど愛社精神をはぐくんでいきました。

私は人事に異動になる前は「お客様満足度をあげる」ための部署にいました。
異動になったときは、次は「社員満足度をあげないと」と思っていました。
今は、日々に忙殺されてなかなか具体的に取り組めていないのですが、
今後は、社員満足度をあげるための取り組みを何か成し遂げられたら良いな
と考えています。
今はVUCAの時代。
※「Volatility：変動性」
　「Uncertainty：不確実性」
　「Complexity：複雑性」
　「Ambiguity：曖昧性」
そんな時代に就活されている皆さんがこの大変さを一番肌で感じているかもしれませんが
組織も大切な人生の時間を提供してくれる社員にとって
「いきがい」「やりがい」「居心地のよさ」「目的・目標となる仕事の提供」
が必要なのかなと個人的には考えています。
少しでも貢献できるように先ずは社員の心理的安全性を高めるようなきっかけをつくって
いきたいというのが当面の目標です。

写真は全く関係のないハワイ（あたたかくて、居心地がよくて・・・こんな気持ちで毎日過ごしたいものです）