農業を変えよう!
- この記事を書いた人物:
- L・F・栽培管理部 技術開発グループ
- 記事テーマ:
- シゴト図鑑 ~仕事内容・身につくスキル&必要なスキル~
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Q 現在の職業をひとことで表すと?また仕事内容や目標指標を教えてください。
A 農業技術コンサルティングという独自性のある職種
私は主にアスパラガスの栽培や、農業法人への技術指導を行っています。技術指導では、水管理や病害虫対策、作業効率化など、農業全般に関わる指導を担当しています。特に昨年の夏は、高温による不作や雑草・病害虫の被害が多発したため、果実堂のコア技術である水管理について根気よく指導し、改善につなげました。
指導対象の作物は多岐にわたるため、新たに携わる作物については事前に栽培資料を集め、肥料や農薬に関する情報を調査しています。
また、私は語学が得意なことから海外事業にも携わっています。これまで産地視察に同行しましたが、現地では分からない単語もあり、今後さらに語学力を高めていきたいと考えています。
現在の目標は、農業知識と技術を身につけ、一人前になることです。
そのために、分からないことはすぐに調べたり、先輩社員に質問したりすることを意識し、できる限り多くの経験を積むよう心がけています。実践を通じて学ぶのが最も効率的だと考えているため、自分の能力が足りないと感じる場面でも、「やってみる?」と言われたら「やります!」と答えるようにしています。
現在はベビーリーフのハウスを数棟担当し、水管理を任されています。
指導対象の作物は多岐にわたるため、新たに携わる作物については事前に栽培資料を集め、肥料や農薬に関する情報を調査しています。
また、私は語学が得意なことから海外事業にも携わっています。これまで産地視察に同行しましたが、現地では分からない単語もあり、今後さらに語学力を高めていきたいと考えています。
現在の目標は、農業知識と技術を身につけ、一人前になることです。
そのために、分からないことはすぐに調べたり、先輩社員に質問したりすることを意識し、できる限り多くの経験を積むよう心がけています。実践を通じて学ぶのが最も効率的だと考えているため、自分の能力が足りないと感じる場面でも、「やってみる?」と言われたら「やります!」と答えるようにしています。
現在はベビーリーフのハウスを数棟担当し、水管理を任されています。

Q この職業で最も楽しいと感じる瞬間と大変な瞬間はいつですか?
A コンサル先に成果を実感してもらえることが大きなやりがい
技術指導に関わった農業法人の収量や売上が向上するのを見ると、大きなやりがいを感じます。
コンサルティング先では、小松菜や水菜などの葉物野菜をはじめ、トマト、イチゴ、ネギなど多様な作物を扱っています。しかし、水管理の基本はどの作物でも共通です。一方で、施肥設計や防除体系は作物ごとに異なるため、事前の情報収集と準備が欠かせません。
指導を行う農業法人の皆さんは、長年農業に携わってきたベテランの方々ばかりで、大切にされているこだわりを持っています。そのため、その良さを尊重しつつ、現状の問題点を改善し、成果を実感してもらった上で、私たちの技術を受け入れてもらえるよう心がけています。
私は就活の際、困っている農家の方々を支援したいと考え、農業コンサルティングを行う会社を探していました。しかし、農業技術のコンサルティングを専門とする会社はほとんどなく、就職活動が予定よりも長引いて焦っていたときに果実堂テクノロジーと出会いました。
果実堂テクノロジーは少数精鋭の組織であるため、幅広い業務に携わることができ、さまざまな挑戦ができると感じました。また、面接では自分の意見を率直に伝えても受け入れてもらえたことから、新人でも意見を言いやすい環境だと感じ、入社を決めました。
就職活動では、仕事内容・給与・企業の安定性を軸に会社を選びました。一日の1/3以上を仕事に費やす以上、仕事内容が合わなければストレスが溜まりますし、会社が倒産してしまえば生活にも影響が出ます。そのため、安定性も重要視しました。また、私は「給料が低くても夢を叶えたい!」と思えるほど偉い人間ではないので(笑)、給与面も大事なポイントでした。
コンサルティング先では、小松菜や水菜などの葉物野菜をはじめ、トマト、イチゴ、ネギなど多様な作物を扱っています。しかし、水管理の基本はどの作物でも共通です。一方で、施肥設計や防除体系は作物ごとに異なるため、事前の情報収集と準備が欠かせません。
指導を行う農業法人の皆さんは、長年農業に携わってきたベテランの方々ばかりで、大切にされているこだわりを持っています。そのため、その良さを尊重しつつ、現状の問題点を改善し、成果を実感してもらった上で、私たちの技術を受け入れてもらえるよう心がけています。
私は就活の際、困っている農家の方々を支援したいと考え、農業コンサルティングを行う会社を探していました。しかし、農業技術のコンサルティングを専門とする会社はほとんどなく、就職活動が予定よりも長引いて焦っていたときに果実堂テクノロジーと出会いました。
果実堂テクノロジーは少数精鋭の組織であるため、幅広い業務に携わることができ、さまざまな挑戦ができると感じました。また、面接では自分の意見を率直に伝えても受け入れてもらえたことから、新人でも意見を言いやすい環境だと感じ、入社を決めました。
就職活動では、仕事内容・給与・企業の安定性を軸に会社を選びました。一日の1/3以上を仕事に費やす以上、仕事内容が合わなければストレスが溜まりますし、会社が倒産してしまえば生活にも影響が出ます。そのため、安定性も重要視しました。また、私は「給料が低くても夢を叶えたい!」と思えるほど偉い人間ではないので(笑)、給与面も大事なポイントでした。

Q この職業で身につくスキル&あると良いスキルは何ですか?
A ベテラン農家を相手に新卒採用2年目の私がどう関わるか
この職業で身につくスキルは、大きく二つあります。
一つ目は農業技術です。
私は新卒入社の一年目から、農業法人向けのコンサルティングに同行し、技術指導を行ってきました。果実堂のコア技術である水管理はもちろん、コンサル先ではベビーリーフ以外の作物も扱うため、それぞれの作物に応じた施肥設計や防除について、その都度調べながら学んでいます。
また、私は実践を通じて学ぶことが最も効率的だと考えています。そのため、現時点で自分の能力では対応が難しいかもしれないと感じる場面でも、挑戦を優先しています。
二つ目は対人スキルです。
コンサルティング先の農業法人では、私よりもはるかに経験豊富な農家の方々がほとんどです。皆さんには、それぞれ大切にしているこだわりや、長年の経験があります。そのため、最初からすべてを私たちの技術に置き換えてくださいと伝えるのではなく、良い部分は尊重しながら、少しずつ私たちの技術を取り入れてもらい、成果を実感していただくことを大切にしています。
時には根気強く説明を重ねる必要もありますが、これまで全ての事例で成果が出ている実績があるため、自信を持って技術を伝えることができます。
入社後に技術を身につけることも決して遅くはありません。しかし、柔軟な思考や臨機応変な対応力は、事前に培っておくとより活かせるスキルです。だからこそ、学生のうちにさまざまな場所へ足を運び、多くの経験を積んでほしいと思います。
一つ目は農業技術です。
私は新卒入社の一年目から、農業法人向けのコンサルティングに同行し、技術指導を行ってきました。果実堂のコア技術である水管理はもちろん、コンサル先ではベビーリーフ以外の作物も扱うため、それぞれの作物に応じた施肥設計や防除について、その都度調べながら学んでいます。
また、私は実践を通じて学ぶことが最も効率的だと考えています。そのため、現時点で自分の能力では対応が難しいかもしれないと感じる場面でも、挑戦を優先しています。
二つ目は対人スキルです。
コンサルティング先の農業法人では、私よりもはるかに経験豊富な農家の方々がほとんどです。皆さんには、それぞれ大切にしているこだわりや、長年の経験があります。そのため、最初からすべてを私たちの技術に置き換えてくださいと伝えるのではなく、良い部分は尊重しながら、少しずつ私たちの技術を取り入れてもらい、成果を実感していただくことを大切にしています。
時には根気強く説明を重ねる必要もありますが、これまで全ての事例で成果が出ている実績があるため、自信を持って技術を伝えることができます。
入社後に技術を身につけることも決して遅くはありません。しかし、柔軟な思考や臨機応変な対応力は、事前に培っておくとより活かせるスキルです。だからこそ、学生のうちにさまざまな場所へ足を運び、多くの経験を積んでほしいと思います。

所属企業

果実堂グループ
株式会社果実堂は、2005年設立の研究開発型農業法人で、熊本県益城町に本社を構えます。主に有機栽培のベビーリーフを年間約900トン生産し、国内最大規模を誇ります。また、農業技術コンサルティングや高機能ビニールハウスの開発・販売も手掛け、サイエンスを取り入れた農業経営で注目されています。従業員数はグループ全体で約170名です。