山梨県警で警察行政職員として働く!
- この記事を書いた人物:
- O.W・山梨県警察 甲斐警察署
- 記事テーマ:
- シゴト図鑑 ~仕事内容・身につくスキル&必要なスキル~
Q 現在の職業をひとことで表すと?また仕事内容や目標指標を教えてください。
A 行政面から地域住民の安心な暮らしを支える
私は現在、警察署の窓口で落とし物の受理・返還業務行っています。警察署には毎日たくさんの落とし物が届けられますが、届けられた落とし物は関係各所へ照会をして持ち主へ返したり、遺失届と照合して探している人がいないか確認するなどして返還し、落とし物をされた方が来署された際にはその特徴を確認して一致する物が届けられた際に返還をしています。窓口には困って訪ねてくる人がほとんどなので、不安を取り除けるよう相手に寄り添った丁寧な対応を心がけています。日本は落とし物が返ってくる国として有名ですが、私たちが行う業務が治安の良さに繋がり、住民が安心して暮らせる環境を作るという誇りと責任感をもって日々仕事に励んでいます。
Q この職業で最も楽しいと感じる瞬間と大変な瞬間はいつですか?
A ただ「物」を扱うわけではない!安心して暮らせる環境を守る!
落とし物の取り扱いは法律に基づいて行われるため日々勉強が必要ですし、限られた時間の中で誤りのないように手続きを行うのは大変なこともあります。それでも落とし物を持ち主に返すことができ、喜んでいただけると嬉しくなりますし、警察署に落とし物を届けてくれた方の善意を届けることができてホッとした気持ちになります。
以前、落とし物を返還した際に泣いて喜んでくれる方がいました。この仕事は単純に「物」を取り扱うのではなく、その物に付随する思い出や、気持ちを守り、地域の皆さんが安心して暮らせる街づくりに貢献できる大事な仕事だと実感しました。
以前、落とし物を返還した際に泣いて喜んでくれる方がいました。この仕事は単純に「物」を取り扱うのではなく、その物に付随する思い出や、気持ちを守り、地域の皆さんが安心して暮らせる街づくりに貢献できる大事な仕事だと実感しました。
Q この職業で身につくスキル&あると良いスキルは何ですか?
A 相手に寄り添った臨機応変な対応力
人と接する仕事なので、人と話をするのが好きであったり、柔軟に相手に寄り添った対応ができる人が向いていると思います。落とし物の取り扱いは拾得者や遺失者の権利に関わることなので書類や物品、お金を慎重に点検、管理する習慣や、法律に関する知識、状況に合わせて臨機応変に対応する力が身についてきたなと思います。
所属企業
山梨県警察本部
日常が日常であるために、誰もが何気ない日常を当たり前に過ごせるようにすることが、警察の使命です。
山梨県警察の活動指針は、「県民のために、県民とともに安全・安心なやまなしをめざして」
富士山をはじめとする美しい自然に恵まれた、この素晴らしい環境を愛し、県民がより快適で安心して暮らせる地域社会の実現のため、職員一人一人が日々努力しています。