県民の健康を支える病院薬剤師の仕事とは?
Q 現在の職業をひとことで表すと?また仕事内容や目標指標を教えてください。
A ”調剤だけじゃない” 病院薬剤師の幅広い業務!
病院薬剤師は、患者さんに薬が安全かつ効果的に使われるよう、医療現場全体を支える役割を担っています。医師の処方内容を確認し、薬の量・相互作用・副作用リスクに問題がないかを細かくチェックしたうえで調剤を行います。また、入院患者さんに薬の飲み方や副作用について説明し、治療への理解を深めてもらう服薬指導も重要な仕事です。病棟では医師や看護師と連携し、患者さん一人ひとりの状態に合った薬物治療の管理・提案をしています。
さらに、無菌室での抗がん剤やTPNの調製、チーム医療への参加など、幅広い業務を通して患者さんの健康のために日々働いています。
さらに、無菌室での抗がん剤やTPNの調製、チーム医療への参加など、幅広い業務を通して患者さんの健康のために日々働いています。
Q この職業で最も楽しいと感じる瞬間と大変な瞬間はいつですか?
A 治療経過の改善につながったとき
仕事をしていて楽しいと感じる瞬間は、患者さんの状態が良くなっていく過程に関われるときです。服薬指導のあと、患者さんから「分かりやすかった」「楽になった」と言われたり、治療経過が改善していくのを実感できると、大きなやりがいにつながります。
また、医師や看護師と一緒に治療方針を考えるチーム医療では、自分の知識が直接役立っていることを感じられ、学ぶほど貢献できる面白さがあります。さらに、新しい薬や治療が次々と登場するため、常に学び続ける環境に身を置けることも仕事の楽しさにつながっています。
また、医師や看護師と一緒に治療方針を考えるチーム医療では、自分の知識が直接役立っていることを感じられ、学ぶほど貢献できる面白さがあります。さらに、新しい薬や治療が次々と登場するため、常に学び続ける環境に身を置けることも仕事の楽しさにつながっています。
Q この職業で身につくスキル&あると良いスキルは何ですか?
A 病院薬剤師に求められる多職種協同スキル
病院薬剤師は、日々の業務を通じて高度な専門性と実践的な判断力を磨いていく仕事です。まず、薬の作用や副作用、相互作用などを深く理解し、治療全体を俯瞰して判断する薬物療法の専門知識が身につきます。病棟で患者さんの状態をダイレクトに把握しながら薬の調整を行う中で、データや臨床情報から最適解を導く臨床思考力も自然と鍛えられます。
さらに、医師・看護師と連携し治療方針を相談する機会が多いため、チーム医療の現場で求められるコミュニケーション力や多職種協同スキルが身につきます。
さらに、医師・看護師と連携し治療方針を相談する機会が多いため、チーム医療の現場で求められるコミュニケーション力や多職種協同スキルが身につきます。
所属企業
愛媛県庁
「愛顔(えがお)」とは、未来志向の前向きな気持ちと思いやりの心が結集した愛のある笑顔のことです。
愛媛県庁では、「愛のくに 愛顔あふれる愛媛県」を基本理念として、心の充足と物質的な充足が調和した愛媛ならではの幸せのかたちを見つけ、それを創ることができる愛媛づくりを目指しています。
県職員の仕事は県の施策の企画立案・実施のほか、市町のサポートや広域的課題への取組み、学校運営等、多岐にわたります。