「想い」を託される不動産営業のやりがい

この記事を書いた人物：: 高木　克仁・人事部　採用グループ

記事テーマ：: 50:50　～仕事の良いとこ悪いとこ同じだけ語ります～

Q 現在の仕事内容を教えてください。

A お客様の「想い」を汲み取り、家の売買のお手伝いをする仕事

現在は採用業務全般を担当していますが、
一昨年までは、不動産の売買の仲介を担う「営業職」として務めていました。

入社後は「個人営業」を担当。一言で表すと「家を売ったり買ったりする際にお手伝いをする仕事」です。単に売る・買うではなく、売りたい人と買いたい人双方のニーズや理想を汲み取り、それをどうやったら実現できるか？を考えることが重要です。
その後「法人営業」を担当し、企業様の事業拡大に伴う本社用地の購入や、使わなくなった工場の売却など、企業様等がお客様となり売買のお手伝いをしていました。

個人・法人と部署は分かれていますが、
お客様のニーズ次第では、個人・法人の垣根を超えたお手伝いや、投資用不動産のお手伝いを行うこともあります。目の前のお客様に向き合うからこそ、一人の営業がどんな案件でも扱うことができる点は自社の特徴です。そのため、お客様からの「高木さんこっちの案件もやってよ！」というお言葉は嬉しいですし、「その案件は別の部署なんですよ‥」とお断りをしなくて良い点は、お客様にとっても良いポイントだと思います。

Q この職業の良いところは何ですか？

A その方の「人生」に関われること

やはり「その方の人生に関われること」ですね。
いい仕事をして感謝されること。やはりこれは大きなやりがいです。

過去に「ご主人が亡くなって家を売ることになりました‥」という相続のご相談がありました。
その家には家族の思い出が詰まっていると思うので、そういった”想い”や”背景”を一つ一つ汲み取りながら「どのような売却の仕方がよいのか」を検討します。
その結果、解体の際、建物の一部のステンドグラスを残してもらい、売主さんにお渡しして喜んでいただけた‥なんてこともありました。このように「単純にモノを売る」わけではなく「いかに想いを汲み取れるか」が、この仕事のポイントだと思います。

また、一度やりとりしたお客様から「子供が結婚することになったので、家を買う相談したい」のようなご連絡があったりすると、やはり嬉しいですね。”前回自分はいい仕事ができだんだな”という気持ちにもなります。しっかり丁寧な仕事をしていると、数年後にまたお付き合いがあったりしますね。

Q この職業のマイナスポイントは何ですか？

A 期待いただけるからこそのプレッシャー

良いところの裏返しにはなるのですが、
「期待いただけることに対するプレッシャー」は少なからずあります。
お客様も私たちを信じて依頼してくださっているので、一つのミスで信頼を失う可能性もあります。とはいえ、わからないことは先輩に質問したり、心配なことは共有しておくなど、チームで支え合って案件を進めます。”教えてください”と言えることが大事ですね。ベテランでも上司を頼り、皆の意見を聞きながら仕事を進めますし‥人に頼ってたくさん”網”かけておくことで、ミスも減らすことができます。

また「どんなにお客様に尽くしていても、選んでもらえない」こともあります。
ただ、単にここで落ち込んでしまってはダメで、”選ばれなかった理由”を考えて次に活かすことが大事です。
私も後から落ち着いて振り返ってみると、「お客様のための提案になってなかったな‥」なんてこともありました。

とはいえ、失敗を重ねながらも成功体験が得られた時＝お客様から喜んでもらえた時は、やはり心の中でガッツポーズをしますし、この積み重ねが人としての成長にも繋がると思っています。

この記事を書いた人物

高木　克仁

職種：

事務・管理系

出身学部：

ビジネス系

経歴:

新卒で三井住友トラスト不動産へ入社。
入社後は個人営業職、その後は法人営業職として、不動産売買の仲介を担当。
営業センターにて管理職を勤めた後、2023年より人事部採用グループとして採用に関する業務全般を担当している。

詳細プロフィール

所属企業

三井住友トラスト不動産株式会社

三井住友トラスト不動産は三井住友信託銀行グループの不動産会社です。
土地・一戸建て・マンション等、居住用不動産の売却や購入の仲介だけでなく、投資用・事業用の不動産に至るまで、不動産流通にかかわる各種サービスを幅広く提供しております。信託銀行グループならではの幅広い情報網とコンサルティング力を活かし、お客様の大切な資産である不動産を、安心して託していただける質の高い仲介サービスを提供してまいります。

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