デザインで日常の中に潤いと優しさを届けたい!
Q 現在の職業をひとことで表すと?また仕事内容や目標指標を教えてください。
A 日々、思わず手に取ってしまうような生活雑貨を作る
レックでは、さまざまな家庭用品・日用品を企画開発・製造・販売しています。そして私の仕事は、100円均一ショップで販売するプラスチック製品の企画・デザイン・設計を行うインダストリアルデザイナーです。入社3年目の現在は、収納フック、タオル掛け、お弁当グッズなど、リビングやキッチン、洗面所で使うアイテムの製品開発を担当しています。
製品開発の仕事は、世の中のニーズを探るマーケティングが基本。そこからのアイデアをデザインにしていきます。デザインを設計データにして、3Dプリンターでのモデル作成、工場でのサンプル作成、検証を重ねて大量生産が行える形にします。企画から製品化まで、インダストリアルデザイナーの仕事は多岐にわたっています。
生活の中で思わず手に取りたくなる、愛着が湧いて使い続けたくなる、そんな生活雑貨を作ることがデザイナーとしての目標です。シンプルなデザインだけど、使いやすさ、持ちやすさなど、日々の何気ないストレスを解消してくれるような、使う人への優しさが詰まったデザインを目指しています。
誰もが手に入れやすい100円均一ショップのアイテムですが、デザイン・機能の隅々まで妥協はありません。そこには、「魅力的なアイテムを世に送り出したい」という開発者の熱い思いがあるのです。
製品開発の仕事は、世の中のニーズを探るマーケティングが基本。そこからのアイデアをデザインにしていきます。デザインを設計データにして、3Dプリンターでのモデル作成、工場でのサンプル作成、検証を重ねて大量生産が行える形にします。企画から製品化まで、インダストリアルデザイナーの仕事は多岐にわたっています。
生活の中で思わず手に取りたくなる、愛着が湧いて使い続けたくなる、そんな生活雑貨を作ることがデザイナーとしての目標です。シンプルなデザインだけど、使いやすさ、持ちやすさなど、日々の何気ないストレスを解消してくれるような、使う人への優しさが詰まったデザインを目指しています。
誰もが手に入れやすい100円均一ショップのアイテムですが、デザイン・機能の隅々まで妥協はありません。そこには、「魅力的なアイテムを世に送り出したい」という開発者の熱い思いがあるのです。

Q この職業で最も楽しいと感じる瞬間と大変な瞬間はいつですか?
A 考え抜いた時間があるから、“カタチ”になる楽しさがある
デザインが完成したら、製品化に向けて工場でサンプルを作成します。大量生産で不具合が発生しないか、綿密な検証を行う大事な工程です。複数の部品を組み合わせて完成する製品が多いのですが、部品と部品の接合はスムーズな動きや製品の強度に影響するため、不具合が見つかれば0.1ミリ単位で修正を繰り返します。
電源コードをまとめるためのクリップを設計した時のことですが、複数の部品を組み合わせる構造のほか、製品同士を連結させてゴチャゴチャしたコードをスッキリまとめられる機能を持たせました。これには多くの課題のクリアが必要で、0.1ミリ単位の調整がイメージ通りうまくいった時は、「やった!」と声が出てしまうほど嬉しかったです。設計したデザインがどんどん“カタチ”になっていくことは、この仕事の1番の楽しさだと思います。
アイデアが主観的になりやすいというのが私の課題。製品化に至らなかったアイデアは、山のようにあります。企画を発表した際に先輩から、「製品の必要性を示すマーケティングデータが乏しい」と根拠に基づくアイデアの重要性を教えていただきました。
企画の出発点はマーケティングであり、ニーズを考え抜くことの大切さに気づいてからは、販売実績やSNSでのリサーチ、多種多様な商品を使った比較検証など、常にアンテナを張って情報を収集。生活に潤いをもたらしてくれるアイテムを送り出せるよう、デザインを追求する毎日です。
電源コードをまとめるためのクリップを設計した時のことですが、複数の部品を組み合わせる構造のほか、製品同士を連結させてゴチャゴチャしたコードをスッキリまとめられる機能を持たせました。これには多くの課題のクリアが必要で、0.1ミリ単位の調整がイメージ通りうまくいった時は、「やった!」と声が出てしまうほど嬉しかったです。設計したデザインがどんどん“カタチ”になっていくことは、この仕事の1番の楽しさだと思います。
アイデアが主観的になりやすいというのが私の課題。製品化に至らなかったアイデアは、山のようにあります。企画を発表した際に先輩から、「製品の必要性を示すマーケティングデータが乏しい」と根拠に基づくアイデアの重要性を教えていただきました。
企画の出発点はマーケティングであり、ニーズを考え抜くことの大切さに気づいてからは、販売実績やSNSでのリサーチ、多種多様な商品を使った比較検証など、常にアンテナを張って情報を収集。生活に潤いをもたらしてくれるアイテムを送り出せるよう、デザインを追求する毎日です。

Q この職業で身につくスキル&あると良いスキルは何ですか?
A コミュニケーション力なしで魅力ある製品はできない!
デザインの仕事を2年間担当して身についたのは、コミュニケーション力です。入社前、デザインは自分と向き合って生み出すものと考えていましたが、企画力やデザイン力があっても1人で製品開発はできません。営業担当者、工場の担当者など、多くの担当者との連携が不可欠。コミュニケーションの大切さを実感しながら、努力し続けています。
身につけていると良いスキルは、プラスチック製品を量産することへの知識。金属製品、布製品、消耗品など、興味のあるジャンルの量産品をしっかり見て構造を理解することや関心を持つ姿勢は、仕事でのあらゆる場面でスムーズな理解につながります。素材によって特性や求められる機能が違うので、理解した上でデザインしなくてはなりません。その視点が、使いやすい魅力ある製品開発に結びつくのだと考えています。
私は中学生の頃から、100円均一ショップが大好きで頻繁に通っていました。機能性にあふれた商品に感動し、さまざまなアイテムを使って構造や機能を見つめてきたことは、今の仕事に活きています。
今後もコミュニケーション力に加えて、情報を的確に読み解くマーケティング力、根拠に基づいた企画力を磨いていく。そして、「シンプルなデザインならAさんに任せた!」と信頼してもらえるデザイナーになりたいです。
身につけていると良いスキルは、プラスチック製品を量産することへの知識。金属製品、布製品、消耗品など、興味のあるジャンルの量産品をしっかり見て構造を理解することや関心を持つ姿勢は、仕事でのあらゆる場面でスムーズな理解につながります。素材によって特性や求められる機能が違うので、理解した上でデザインしなくてはなりません。その視点が、使いやすい魅力ある製品開発に結びつくのだと考えています。
私は中学生の頃から、100円均一ショップが大好きで頻繁に通っていました。機能性にあふれた商品に感動し、さまざまなアイテムを使って構造や機能を見つめてきたことは、今の仕事に活きています。
今後もコミュニケーション力に加えて、情報を的確に読み解くマーケティング力、根拠に基づいた企画力を磨いていく。そして、「シンプルなデザインならAさんに任せた!」と信頼してもらえるデザイナーになりたいです。
所属企業

レック株式会社
眉毛がチャームポイントの「激落ちくん」を扱う会社"レック"です!企画開発から製造・輸入、物流までの一貫したものづくりを行っております。裾野の広い商品づくりを目指しており、最近では化粧品や医薬部外品といった分野にも積極的に取り組み、大きく成長しようとしている会社です。