購買部門とは？どんな職場だろう？

まず社内では、「加工」・「組立」・「設計」・「生産」などの部署と複雑に絡み合っています。
「加工」・「組立」部門いわゆる現場では、モノの納期や納品間違いがあった場合に速やかに対応することが求められています。
仕入先にはミスがあった旨を伝え、現場には何日までにモノが納品するため対応して欲しいと伝える必要があります。
また、「設計」・「生産」部門相手には、仕入先からの図面に対する問い合わせや、優先順位を決めたり納期交渉をしたりする必要があります。
また、購買業務では、発注の他にも納品されたものを検品したり、指定の場所へ保管したりします。
棚の場所をバーコードやＱＲコードを駆使し、整理・整頓を行っています。

次に社外では、仕入先の営業担当又は社長と連絡を取り、値段交渉や納期交渉を行います。
一般社員が相手の社長と直接連絡を取るの？と思う人のほうが多いかもしれませんが、中小企業では社長が営業を兼任していることが多いです。
また、不具合があった場合は、原因究明や再発防止対策のために製造方法・加工方法・処理方法・作業手順などを正確に聞き出す能力が求められます。