(左から)細川晃生/新規事業部、志摩 幹一郎/代表取締役社長、福本 真生/ネット事業部
株式会社ウッディーハウス
[専門店(アパレル・ファッション関連)]
講座タイトル
ウッディーハウスフェスタが
4万人を集めるイベントになるまで
受賞講座の概要
ウッディーハウス主催のイベント『ウッディーハウスフェスタ』ができるまでの背景と、なぜイベントが大きな反響を集めるようになったのか。本講座では、実際にイベントの企画運営に携わっているスタッフの方々へのインタビューを動画にまとめています。京都府舞鶴市で開催されている『ウッディーハウスフェスタ』は2016年にスタートし、洋服のアウトレット販売だけでなく、さまざまな企画と融合した複合型イベントです。今では京阪神からもお客様が来場し、3日間で4万人を集めるイベントになりました。イベントに情熱をかけるスタッフの準備の様子から、きっと働きがいを感じられる人も多いと思います。
――大賞に選ばれたご感想をお聞かせください。
志摩:学生の皆さんから寄せられる関心の高まりを受けて、今回は『ウッディーハウスフェスタ』と地域活性化を題材に動画を企画しました。約7.5万人が暮らす舞鶴市の中小企業が、3日間で4万人の人々を集めるイベントを展開し、地域活性化に貢献できるまでに成長した取り組みが、学生の皆さんの心に響き、興味を持っていただけたのであれば本当にうれしいです。
細川:コロナ禍をきっかけに、動画配信に力を入れ始めた弊社では、日々の業務で撮影や編集のクオリティをアップするために試行錯誤を重ねてきました。今回の動画でもスタッフのリアルな様子から、仕事に対する熱意や臨場感が学生の皆さんに伝わればうれしいです。また、一人ひとりがスタッフと協力しあって、地域の皆さんに喜んでもらえるイベントを創り上げていく楽しさは格別です。今回の受賞は、私たちが地域活性化に取り組んでいく自信にもつながりました。
――講座制作のエピソードをお聞かせください。
細川:今回の講座制作は、私たちにとっても「自社の取り組みを現場スタッフの声を交えて、丁寧に振り返る」良い機会になりました。なぜなら、私たちは普段の仕事に加えて『ウッディーハウスフェスタ』に自主的に取り組んでいて、スタッフたちのイベントに対する熱意が原動力になっているからです。動画を通じて、スタッフの意欲を改めて確認することができて「次も頑張ろう!」というさらなるモチベーションアップにつながりました。
福本:イベントを通じて地域に貢献できる喜びや、働く楽しさについて、弊社スタッフが動画内で自分の想いを語ってくれました。このように飾らない言葉で話せるのは、普段からスタッフ同士が互いの個性を認め合い、お客さまや同僚とコミュニケーションを深めるように心がけているからです。一人ひとりの想いを大切にできるチームワークが、仕事に大切なことなんだと、学生の皆さんに感じてもらえる講座にもなっています。
――講座で学生に伝えたいこと、今後やってみたい講座があればお聞かせください。
福本:もし次の講座を企画することがあれば、本来のフィールドでもあるアパレルの現場について、紹介してみるのもよいかなって思いました。アパレルの仕事が好きで、朗らかな人がたくさん働く現場のリアルな雰囲気を店舗スタッフから伝えてみたいです。そして、アパレルとイベント、両方の動画を見てもらうことで、働くやりがいを感じてもらえたらと思います。
志摩:『ウッディーハウスフェスタ』は規模が大きくなってからも外部業者に委託せず、弊社のスタッフだけでイベントの企画運営に取り組んでいます。初めてのことでも試行錯誤しながら仲間と創り上げていく。何でも諦めずに自分たちで挑戦してみる。私たちが大切にしている想いが『ウッディーハウスフェスタ』に込められています。
きっと学生の皆さんも自分が働く姿をイメージできたら、今やるべきことがおのずと見えてくるのではないでしょうか。これから何をしたくて、そのために何に興味を持ち、何を身につけるのか。講座をきっかけに自分自身を振り返るきっかけになれたらと思います。
学生へのメッセージ
志摩:自分の将来を決めるのはとても不安で勇気のいることです。でも、社会に出て働くという事はとても楽しいことです。そう思って働く仲間が沢山いるのが私の喜びでもあります。学生さんにとって参考になるだけでなく 働くって楽しそうと思ってもらえるように、これからも発信していきます。でもまずは 今しかない学生生活を思い切り楽しんでください!その経験はきっと将来に役立つはずです。
細川:動画内では楽しい場面がたくさんあったと思いますが、いろんな業務を掛け持ちしているので、もちろん内心苦しい時もあります。でも「苦しいの上に楽しいが成り立っている」から頑張れる。それはどの企業で働いても、きっと同じではないでしょうか。「苦しいけど楽しいが勝っている」そんなふうに仕事を楽しめる社会人もアリかなと思います。
福本:私は弊社に転職してから「ウッディーハウスさんのイベント楽しいですね、いつも服を買っていますよ」って街の人たちから声をかけてもらえることがうれしくて。地域に根ざした会社で、街とともに暮らしていくキャリアを、学生時代に一度は想像してみるのも良いと思います。