


(左から)堀 桃菜/新卒採用部西日本採用担当、天野 隆太/新卒採用部シニアマネジャー


株式会社ニトリホールディングス
[インテリア・住宅関連]
講座タイトル
就職活動を始めるうえで
最初に考えて欲しいこと(STEP①)
受賞講座の概要
本講座では、就職活動の第一歩として欠かせない「働く目的」を深く掘り下げ、自己分析の手法について学ぶことができます。「夢に向かってイキイキと働くためのキャリア支援」を強化してきたニトリだからこそ提供できる貴重な講座は、すでに就職活動を始めた方はもちろん、これから準備を始める方にとっても「何を考えるべきか」が明確にわかる内容になっています。
――大賞に選ばれたご感想をお聞かせください。
堀:大変ビックリしました。これまで採用活動を担当する中で、就職活動においては「企業分析」をする前に「自己分析」をすることが重要だと実感していましたが、その信念が大学若年層にも通用するか、私自身も少し不安がありました。しかし、今回、このような高い評価をいただき、当社の想いに対して学生の皆さんから後押しをいただけたと安堵しています。
天野:「君の夢は、君を創る」を掲げて、学生の皆さんのキャリア支援に注力してきたニトリが、大賞に選ばれたことに重要な意味があると考えています。なぜなら、当社は採用活動や企業PRのためにMy CarrerStudyに参画しているのではありません。就職活動において人生のターニングポイントを迎えようとしている今、私たちは、学生の皆さんに「自分の将来のことを考えて、希望の姿を描くこと」の大切さに気づいてほしいと常に思っています。
――講座制作のエピソードをお聞かせください。
堀:学生の皆さんにヒアリングする中で、「就職活動」自体に不安を抱えている学生が多いことが見えてきました。そこで、年間3万人の就活生が参加するニトリの「自分発見講座」を、もっとたくさんの方に活用してほしいと考えました。このインターンシップのコンテンツから要点を抽出し、約7分の動画に再構成したのが本講座です。もともと10分以内の動画にするという目標を掲げ、構成を何度も練り直し、ナレーションも自分で収録して、コストを工夫しながらこだわり抜いた動画なので、私自身にとっても思い入れのある講座に仕上がりました。
天野:堀には「作り込んだ質の高い動画にこだわるのではなく、何のためにその動画があるのかといった目的が相手に伝わる動画にするように」と常に伝えてイメージを共有していました。したがって動画は決して作り込みはしておらず、PPTへの吹き込み程度のものです。しかしながら「本当に伝えたいことが伝わるか」という本質的な質を大切にすることだけはこだわりました。何のために動画があるのかの目的のすり合わせには時間をかけ、制作にかける業務時間は短縮させることで、効率よく、かつ確かなクオリティで進めることができたと感じています。このような効率的な仕事の進め方が定着しているからこそ、私たちは講座の続編や新たな動画制作を実現でき、学生の皆さんへのキャリア支援を充実させるという大切な目的を達成できるのです。
――講座で学生に伝えたいこと、今後やってみたい講座があればお聞かせください。
堀:就職活動の動向として「早期化」が一般化していますが、私たちはこの現象に「悪い早期化」と「良い早期化」の二つの側面があると考えています。残念ながら「まわりが動いているから」と焦り、自己と向き合わないまま活動を始めることは「悪い早期化」です。これでは、自身のキャリア選択に深く結びつかず、就職活動が徒労に終わる可能性もあります。一方で、大学若年層のうちから深い自己理解を進め、これから深めたい学びの領域や、将来実現したいことを主体的に考えること自体は、極めて価値ある行動です。私たちはこれを「良い早期化」と捉えています。My CareerStudyを通じて、学生に探求の機会を提供することは、当社のフィロソフィである「君の夢は、君を創る」とも重なる、大変重要な取り組みだと考えています。
天野:「就職活動」は人生の大切なターニングポイントですが、就職すること自体が「ゴール」ではなく「スタート」であることを理解している学生は、意外と少ないように感じます。学生の皆さんが「自己実現しながら働き続けられる」ように、「自分自身の価値観に気づき、将来成し遂げたいことを見つける」プロセスを動画で学んでいただければ幸いです。とにかく1・2 年生は、純粋に自分探しをするだけでも良いと思います。そのような「純粋な想い」を大切にできる環境を、私たち大人側が産学官連携でしっかり実行できるかどうかが、今のキャリア教育における非常に大きな課題だと感じています。だからこそ、私たちは学生の皆さんに対するキャリア支援の責任をしっかりと果たしていきたいと思っています。
学生へのメッセージ
堀:学生の皆さんにとって「今、何ができるか」も大切ですが、それよりも10年後、20年後に向かって「自分が着実に成長し続けているか」が極めて重要だと考えます。だからこそ、就職活動を成功させたいという目先の目標にとらわれず、大きな夢を描いて目標に向かって突き進んでいってほしいです。そんな若者が増えれば、きっと豊かな世界が広がっていくはずです。
天野:社会に出た後も「学びのエンジン」は決して止まることはありません。むしろ、学生時代よりもそのエンジンは加速していきます。社会人になってから「キャリアの迷い子」にならないためにも、まずは自分自身を深く知ることに重点を置いてみてください。当社の動画はもちろん、My CareerStudy内にあるさまざまな動画を活用し、新しい気づきや発見を得ていきましょう。その発見こそが、将来に対するワクワクした気持ちを育み、学び続ける原動力となるはずです。